Darkside（https対応しました）

　エポキシでしっかりと固めたマウント。

　調整の要領はもう分かっているので、スペーサーを取っ替え引っ替え作業を急ぐ。
　厳密な調整にはカメラを三脚に据えねばならないが、作業効率はかなり落ちる。手持ちマクロ撮影で大雑把なビームの位置を把握し、入れ替える。
　ところが、上下が合わせ切れない。左右だけでも合わせようとしても、上下が合っていない状態では錯覚が生じると分かっている。観察は斜めからしか行えないため、上下の狂いが想像以上に左右の判断を狂わせる。

　ＯＣ側だけでも円筒ミラーをマウントしての向き調整を挟むが、この部分はこだわり過ぎても意味なさそうだ。

　問題は、ＯＣ側の上下微調整ネジだった。これを受けている鉄板の端がナットに干渉し、これ以上持ち上げ出来なくなっていたのだ。

　ネジの突出でアルミアングルの地金を痛めないように導入したが、既にどうでもいい状態だと気付く。最終調整では可動部分全部エポキシで固めてしまうので、地金が傷付こうが何だろうが関係なくなる。
　これで上下が合わせられるようになり、適合スペーサーの決定も追い込み。

　どうやらＯＣ側が０．７ミリ、薄ディスク側が０．５ミリということで決着しそう。