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　レーザーの最終試験がいきなり出来なくなってもネタはある。それこそ次段階となるレーザー砲の電源ユニットを開発したり共振シミュレーションを行ったり。しかし、現状の薄ディスク形式が共振しないようでは、更に共振が困難と思われるレーザー砲を製作するだけ無駄だ。つまり、先走るのはハイリスク。となれば頑張って平面ＯＣを探すしかない。
　だが、気合いを入れて掃除してみるも、発見できない。

　延々と光軸調整に苦しんで来たために、平面ＯＣを入手したのは半年も昔になってしまった。そのため記憶が曖昧になったようだ。ようやく思い出した。
　確かに平面ＯＣは買ったが、直径１インチではなく半インチだった。

　キャビティーには１インチ用のＯＣマウントが付いている。これは構造材を兼ねて全体の剛性を確保しているため、いまさら小さな半インチマウントには出来ない。しかしそんなコトは購入当時から分かっていた。
　要するに、半インチのマウントに１インチのミラーは取り付けできないが、逆は可能だ。ＯＣ自体は直径半インチで十分なことを考えると、小は大を兼ねる。何かの都合でＯＣを半インチマウントに換装したくなっても困らない。そう考えて半インチのＯＣにしたのだった。

　つまり・・・ちゃんとＯＣは発見出来ました！
　ただし、１インチマウントに取り付けるためのアダプターを作らねばならない。１８ミリ角の正方形がほぼ１インチの円に内接する。ということは、２センチ角の板を用意して四隅を少し削ればいいだろう。