2008年12月25日(木) 17:48
予想通り、共振しなかった。発光が分かり易いよう部屋を暗くして作業したが、緑の輝きは拝めなかった。
これにてレーザー計画は終了。敗戦確定。絨毯爆撃が駄目ならピンポイント攻撃に切り替える?駄目だ。「テロリスト」がどこに潜んでいるか分からないのだから、絨毯爆撃しか手がない。
秋月グリーンレーザーをビームスプリッターで分離して合わせ鏡の瞬間を目視しようとか、既に過去に幾つものピンポイント攻撃を試した。しかし、実用になる方法は遂に存在しなかった。
撤退の記念に薄ディスク結晶の写真を撮影。ピンクの輝きは励起用808nmに対してデジカメが僅かな感度を持つからで、実際の色ではない。
肉眼で見える色は、こっち。レーザーゴーグルを通したものだ。励起用808nmがカットされるため、低出力励起の場合はゴーグルを通して薄ディスク結晶を見ても何も見えない。ところが、ハーフ出力に上げると黄色い輝きが見える。薄ディスク結晶の温度が上昇して可視領域の光を発するからだろう。
かなり弱い光なので撮影は難しく、今回最新のデジタル一眼レフを使うことで初めて映像に出来た。どうも励起LDは薄ディスク結晶の上端にヒットしてるようで、0.1ミリ程度下に照射するのが適正だろう。しかしこの程度では共振に影響あるまい。
特にこの黄色い光は貴重映像で、撤退記念写真にふさわしい。もはや考えられるあらゆる手を尽くした。でも共振しなかった。
そう思ったが、1つだけ見落としていたことに気付く。薄ディスク結晶とOCの間合いを変えてみるべきだ。
written by higashino [レーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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