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2009年02月04日の記事

2009年2月4日(水) 17:12

耐久試験

 3300pF と間違えていきなり 33000pF のタイミングコンデンサーを刺したら、平均電流が3A近くまで跳ね上がった。充電はもちろん高速完了したが、さすがにコレはエネループへの負担が大き過ぎる。
 エネループの安定動作は2.5A以内だ。出来れば2A以下に抑えるのが望ましい。従って、コンデンサー充電器は1.5Aが目安となる。

 焦点は充電完了時の電圧安定性。訳分からない暴れは収まったが、0.5V〜1Vの不安定性が残存している。TLP250 の投入は若干の効果があったものの、決定打ではない。しかし、定格を守りつつ J607 のゲートを確実にドライブ出来るという信頼面では意味がある。

 電流検出抵抗を切り取って1本だけ残す。これで抵抗値は2倍となり、ピーク電流は半分に制限される。3A程度だ。

 例によってパーツは要所をエポキシで固めている。

 平均電流は1.3〜1.4Aと、ほぼ狙い通りになる。
 今度はコンデンサー電荷抜きの510Ωを接続状態のまま充電器を動作させてみる。最初の1〜2分は数値が揺れたものの、その後は51V前後でピタリと安定するようになった。放電と充電が約5ワットで釣り合っている。

 思い付いて、そのまま延々と放置してみた。
 20分間連続で動作させてみた。その間、平均電流も平衡電圧も安定しまくり。恐らく最初の1〜2分を経過した後は各パーツの温度が安定したのだろう。

 ずっと52Vで安定していたが、最後に電荷抜き抵抗を切り離して通常充電にしてみた。すると、312Vで充電完了し、数Vも上下を繰り返す大暴れ状態になった。電荷抜きっぱなしの平衡運転では超安定していたのが、普通に使用したとたん超不安定。こりゃどういうことだ?

 コンデンサーの電荷を抜き、各パーツの加熱具合を確認。
 エネループや11ジュール電解、充電器入り口の1500μFなどは冷たいままだ。これらは暖まっていたらヤバい。特にバッテリーや平滑コンデンサーが酷使されてないようで、安心。
 電流検出抵抗0.1Ωや、出力側フィルムコンデンサー 0.022μF は少し暖かい。K3132 も人肌程度。ある程度は放熱を考慮すべきだな。

 コイルは恐らく室温+40度程度に過熱。触れないほどではないが、予想より熱いので要注意だ。定格8Aのコイルにピーク3Aしか流していない訳で、やはり定格の半分以下で使えとの常識は正しいらしい。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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