2009年2月11日(水) 17:29
IGBTは6カ所あるので、351Vツェナも6セット作らねばならない。問題となるのは、取り付けが楽になる端子の引き出し方だ。IGBTに密着させた状態で短絡しないためには、チップ型の51VツェナがIGBTに背中を向けるよう実装したい。その向きで端子がハンダ付け容易な位置に飛び出して欲しい。
IGBTユニットにあてがって確認の結果、残る4個は2個ずつ鏡像関係に組み立てた。
1年以上前に組み立てた放電回路は、ハンダのノリが悪くなっていて取り付けが若干難航。
確実にハンダ付けせねばならないし、既存ハンダ付けが外れてもならない。短絡してもいけない。
反対側にも351Vツェナをハンダ付け。これでIGBTすべてに過電圧保護が取り付いた。
銃口側放電ユニットも膨張ぶりは相当なものだ。4段式でもパーツ点数は相当多く、更に段数が増えれば故障確率がどんどん気になる。
いつも感じる。コイルガンは兵器に向かない。威力だけ考えれば、常温超伝導が実用化されれば兵器として使えるようになる。だが、信頼性で通常の火薬砲には遙かに及ばないだろう。
現状のおもちゃレベルでも、スリングショットにあらゆる面で負ける。唯一の長所は、スリングショットよりもラジコン搭載に向いていることぐらいだ。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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