2009年2月13日(金) 17:31
35分の1ストームタイガー同様に、放熱版を切り取ってコンパクト化する。定格の数十分の1しか電流が流れないため、問題はないはずだ。
切断はバイスに挟んで金ノコを使えば、以前のように苦労しなくなった。歯が磨り減っていないノコを使うのがポイントである。作業中はFETの足を短絡させておき、静電破壊を予防する。
フライホイールダイオードとしてショットキーバリアなSFPB62をハンダ付け。耐圧20Vしかないがエネループ6本相手なら問題無し。平均耐電流は2アンペアで、これもマルイのバトルタンク流用なら十分な能力だ。
ドレインとソースの間にくっつけるが、ローサイドとハイサイドでは逆向きになるので注意。
これがいきなり難航した。ソース側は問題無しだが、中央の足にハンダ付けがどうしてもうまく出来ない。
補助にジャンパー線を付けるとブリッジしてしまった。ハンダがチップ型ダイオードの端子に流れずずべてFET足に広がってこれまたブリッジ。どうしようもない。これで8個も処理するのは気が遠くなる。また、もし原状復帰させられなければ新しいFETを投入せねばならない。カネの無駄のみならず、放熱版カットの手間まで要する。
結局、ゲート足を短くカットして作業性を確保することにより切り抜けた。
この時点でハンダ付けがいい加減になっているとヤバいので、先を慌てず慎重に心を落ち着けつつ作業する。何しろこれは保護素子ではない。PWM制御のOFF期間中には恒常的に電流が流れる。回路の標準機能の一部なのだ。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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