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2009年03月26日の記事

2009年3月26日(木) 17:20

旋回させる?

 戦車砲というよりドブソニアン反射望遠鏡みたいだ。実際のコイルは遙かに肉厚になる。
 このシンプルな模型が意味する数多い問題を何とかせねばならない。

 まず、コイルに軸を直接差すことは出来ない。外径30ミリのアクリルパイプをコイルにハメて、そこに軸を固定すると想定。左右の支持架の間合いを3センチ確保した。支持架の幅が1センチだから、これ全体の幅がちょうど5センチとなる。1/35では強度と磁場封じ込めの効果を狙って軟鉄のタガをはめた。しかし今回はコイル周辺に金属を出来るだけ置かない方針だ。理由はパチンコ玉が吸引され弾道が乱れるから。
 純粋に威力だけを求めれば、コイルを軟鉄で覆うのが良い。磁力線が封じ込められて密度が増す。ところが、磁力をシールドする物質はまた磁場で磁化し、パチンコ玉を吸引する。コイルだけなら磁場は中央部が最大であり、中央にパチンコ玉が吸引されることで弾道が安定する。そこにコイル外周から吸引力が働くと、安定が悪くなる。

 多くのコイルガンは、コイル終了後もパイプを延長している。それによってプロジェクタイルの投射方向を制約している。だから、コイル部分で弾道が乱れても矯正出来る。しかし今回のストームタイガーは、砲身すべてがコイルだ。コイルを取り巻く磁場のパターンだけでプロジェクタイルの投射方向が決まる。だから、弾道を不安定化させたくない。

 更に、砲身を上下させる手段。
 配線を左右に振り分けて引き出すと、左右どちら側も引き回された配線で空間が占拠される。支持架より前方は戦闘室装甲板となり、何も置けない。砲身を上下させるアームの位置さえ悩む。配線と空間の分捕り合戦になる。

 

 砲身は角度にすれば数度だが左右にも振ることが出来る。1/35ではどうにも空間が足らず断念したが、1/24では実現させたい。1/35で当初計画していたように、支持架の底板に回転軸を設ける。これは砲耳に近いほど良いのだが、真下付近に設けると砲が真上近くを向いた時に干渉する。
 砲身を余り上に向けなければ何かと楽になる。しかしそれではストームタイガーの特徴が殺される。実車は通常の戦車には不可能な85度という仰角を掛けられるのだ。ほとんど真上に撃ち出すことも出来る。そしてそれは、エアガンでは再現困難だ。コイルガンならばこそ可能な機能だから、実現させたい。

 逆に床板の回転軸を前方に寄せると、パワーパックの膨らみとモロに干渉。これも軸にネジを通す空間が無くなり、ボツ。
 結果として、床穴の位置は極めて制約され、選択の余地が無い。

 砲全体の床をどうするかも問題。1/35ではとにかく空間が無かったためにモーターモックスに直接接着いやハンダ付けという暴挙に出た。しかしバトルタンクのパワーパックはプラスチック製で平らでもないため、同じコトは出来ない。そうなると車体左右に載せる形で床を敷くしかあるまい。

 主砲が中心より右舷に寄っているのもストームタイガーの特徴だ。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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