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2011年08月11日の記事

2011年8月11日(木) 18:38

気体か固体か

 ニコニコ動画などにも炭酸ガスレーザーを搭載したレーザー銃の動画が上がってたりする。レーザー銃を作るにあたり、自分もCO2レーザーは検討した。 

 CO2レーザーは波長が長いもののビーム品質が良いため、半導体レーザーよりも遥かに小さなスポットに絞り込める。レーザー加工で素のLDは殆ど役に立たないが、CO2レーザーはそれなりに活躍している。だが、携帯可能な出力で燃やして楽しむとなれば、どっちみち有効射程は数メートルである。そうなると、CO2のメリットもそれほどはっきりしない。
 加工用レーザーやラジコン搭載レーザーなど、しっかり固定された状態なら小さな面積に照射出来る意味がある。しかし、手持ちの銃では手ぶれするため極端に絞り込めても意味がない。ある程度の広がりがないと、ターゲットを照射し続けられない。何らかの方法で銃を固定して狙うのでは、いまいち面白くない。

 そんな広がりを持ったまま燃やせるエネルギー密度を保つには、射程数メートル。それならLDでもOKだ。

 CO2レーザーは効率が高い。しかし、LDの効率は更に高い。同じ出力ならLDの方が貧弱な電源でドライブ出来る。同じワット数の電源なら、LDの方が出力を大きく出来る。ただし、CO2レーザーの方が熱に強いため、冷却系は小規模で済む。しかしこれも、光出力が数十ワットになれば水冷せねばならなくなる。水冷システムの規模が小さくて済むとはいえ、水冷システム自体が面倒なものであって水冷する以上はそれほどメリットにならない。

 ガラス管が長いのも、銃に仕立てるうえでデメリット。出力40ワットで70センチぐらいになる。そして蛍光管のごとく、出力が高くなるとどんどん長くなってしまう。ガラス管だから、銃として振り回すと破損にも気を払わねばならない。レーザー発振を放電により行うため、2〜3万ボルトが必要で感電にも注意せねばならない。
 これらもろもろを考え合わせ、燃やして遊ぶ用途にはLDの方が向いていると判断した。

written by higashino [ゴキブリレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(2)] [TB(0)]

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