2011年10月19日(水) 20:57
基板の作り直しは面倒臭いだけであり、作業は遥かに高速になる。先の実装をイメージして頭の中で試行錯誤する作業が、必要なくなるからだ。
最初に作った基板の「改良したいところ」だけを変えて、組み立てれば良い。市販の電子工作キットを組み立てるのと大差ない。
新旧基板を重ねてみた。左下が最初ので、右上が新しく作っているもの。
ローバッテリー遮断はまだしも、適切なローバッテリー警告電圧は実際に運用してみないと分からない。いったん完成しても、PICの書き換えは何度か行いたくなるだろう。しかしこのコントロールボックスは、正式に組み立てると分解がかなり面倒になりそうだ。そこで、ネジを外した筐体を少しズラすだけでPICを抜き差しできるよう、PICの位置はギリギリまで端に寄せておく。
MAX186 の新基板は、この際だから斜めに取り付けることで8チャンネルすべて使用可能にする。
余分の2チャンネルには配線だけハンダ付けしておき、将来拡張できるよう備えておく。
新品を用意せざるをえなかった A/D コンバーターと異なり、液晶は配線を根元から外して付け替えただけ。
旧基板のPICをそのまま挿すと、そのまま動作した。しかしチャンネル1ではなく2が接続されているので、PICを書き換えて試験続行。MAX186
は過熱することもなく、一応それっぽい変換値も表示されている。もちろんキースイッチを切ったからと言って値が激変することもない。値が安定するまで時間を要することもない。
まさしく、急がば回れ。
作り直して正解。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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