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2012年05月26日の記事

2012年5月26日(土) 20:35

想像以上に根が深い

 電圧計が0.121Vを示しているが、スケール×10にしてあるので実際は0.0121Vである。シャント抵抗が0.01Ωだから、1.21Aということになる。

 緑の液晶は上段が有効で、左から4桁区切りでAD変換値を表示している。
 左端4桁が0744で、これがオペアンプで増幅された後に744ミリボルトということ。
 2番目はフォトダイオード用で現在入力なし。
 3番目は出力電圧で、換算済みなので105.8V。
 右端がボリュームで、1310ミリボルト。

 1.21A時に744ミリボルトが取得できるから、換算係数が計算できる。
 表示は結構素早く変動するので、このように写真を撮って調べる。

 ボリュームが2527ミリボルトまで回されると出力電圧が119.6Vに上昇し、3.68A流れた。その時には2126ミリボルトが取得できた。同様に換算係数をチェック。

 こんな感じで換算係数を出すと、電流が大きくなるほど係数も大きくなる。だが、ある程度まで大きくなると収束傾向にある。
 旧レーザー銃のときみたいに、場合によって係数が変化する・・・などということさえ起きなければ問題はない。

 だが、何度やってもデータは4.99Aまでしか採れない。5A以上になると、異音と共に一気に電圧降下し電流も小さくなってしまう。いったんそうなると、ボリュームを戻さないと復帰しない。恐らく、出力が短時間にONとOFFを繰り返し、その平均で小さめの電圧が表示されるのだろう。
 ボリュームを戻さない限り最大負荷は減らず、異音も収まらない、と。ただし異音の正確な発生場所は不明。

 3つのコンバーターのうち出力電圧可変は2つだけで、残り1つは固定。その電圧調整抵抗を500Ωから2KΩに交換してみた。これで固定出力が29Vから36Vへと大きくなり、3つ合計の出力電圧範囲は91〜137Vへと7V大きくなる。
 128Vから死ぬのが48Vオーバーのせいであれば、この7Vで明白に挙動が変わるはずだ。

 だが、やはり128Vで異音発生。
 定格は7.3Aだから、出力オーバー時でも6Aは余裕で対応可能。それなのに、5Aで力尽きるのは妙だ。どうもこのトラブル、想像以上に根が深い。

 無負荷なら、しっかり137Vまで出力される。
 最低出力91Vで、3つのコンバーター出力を個別に測定すると、下段と中段が28.5V。上段が36Vだった。これは何も問題ない。
 次に過負荷?で異音発生中の電圧を個別に測定すると、下段が32Vで中段が46V。上段は30Vになっている。中段は正常に電圧出しているが、出力36V固定になっている上段まで電圧低下している。どんどん訳が分からなくなる。

 中段が想定通りに動いているので、実は下段と上段が単純に定格を満たさない不良品なのかもしれない。しかし、サンプル数n=3とはいえ、3分の2が不良品というのは余りに確率が小さいのではなかろうか?
 それよりは何らかの実装ミスにより動作条件がシビアになっていて、個体差でマージンの大きな1つだけが動いていると想定した方が良くないか?

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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