2012年11月5日(月) 21:21
光ファイバーの余った切れ端を利用して融着練習を始めたつもりだったが、コアに砲弾型の影が規則正しく並んでいる。ファイバーヒューズの発生を示す典型的パターンである。使用済みの破壊され済みファイバーだったのか?
妙なのはコアの太さもそう。励起LDの尻尾なら、ファイバー外径125ミクロンに対し、コア100ミクロンのはず。だが、写っているコアは外径の約3分の1しかない。40ミクロン前後か?
一体この光ファイバーは、どんなスペックなんだ?
砲弾型の影も謎。太いコアでファイバーヒューズが発生した場合も、中心部のみに砲弾が出来るのだろうか?
コアの中心部以外は光が通るのだとすれば、透過率だけ低下しビーム自体は通すファイバーになってもおかしくない?
未使用の予備ファイバーに砲弾パターンが存在するとは考え難いため、励起LDファイバーの少なくとも一部にもファイバーヒューズが発生したと考えざるをえない。すると、全数調査が理想としてある程度の本数を直接観察し、砲弾パターンの有無を確認すべきだ。
融着接続機を単なる光ファイバー顕微鏡として活用すれば、放出ビームのミリワットという間接的なやり方に頼らずファイバーヒューズを直接確認できる。
融着練習に使った中には、ファイバーヒューズが発生していない光ファイバーもある。
これはコアが細いのではなく、ピントが外れて細く写っているだけ。ピントエラーで停止。
上の写真では、中心部の砲弾パターンが明瞭なのでピントはほぼ合っているはずだ。
ピントが合わなかったのは、左右の位置が狂い過ぎていて調節し切れなかったのが大きいようだ。旧式の中古融着接続機なので、ファイバーホルダーに先にセットとかではなく光ファイバーを融着接続機に直接横たえるようになっている。
押さえ金具を閉じて固定する直前まで、素手で光ファイバーの位置合わせをせねばならない。コンビニのコピー機で、1ミリ以下の位置あわせでコピーを取ろうとするような繊細で厄介な作業を行なわねばならない。
とにかく、何度やっても左右どちらか一方もしくは両方とも位置が不適切で、ファイバー前進中のあとなんらかのエラーになってしまう。
太さ0.125ミリの透明な線を、素手と肉眼で適切な位置に置くなど正気の沙汰ではない。非人道的な作業である。だからこそ機能的には恐らく充分だったこの機種が更新され、ユーザーも中古市場に放り出したのだろう。
最新の融着接続機は、大変な高価。
機能的に使用可能なら、何とか工夫して旧機種を手馴づけることにより¥を節約するしかない。
幸いにして、以前やったときより進歩はした。ゴミが明らかに減少し、端末清掃は成功している。予備放電で炭化ゴミに汚れることがない。
これも左右の位置が狂っているのでこの直後におかしくなったが、確実に位置合わせする工夫を編み出せば融着できそうな雰囲気だ。
ただ、徒手空拳では何度トライしても、どうしても左右の位置合わせは成功しない。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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