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2013年05月22日の記事

2013年5月22日(水) 21:21

一見マトモだが怪しい

 正常動作が確認されたPIC基板を、放電回路に接続。

 ローサイドIGBTの代わりにピンヘッドを挿入し、ゲート電位の変化をオシロで確認する。

 放電回路のゲートドライバーは一見生きていて、ゲート電位が反応している。しかし、ターンオフの最後に妙な遅延が発生している。新品で測定した時は、このような遅延は存在しなかった。何度繰り返しても裾のこのナマりは再現するので、ゲートドライブ周辺に何らかの故障があるのは確実である。

 続いてハイサイドIGBTの代わりにピンヘッドを挿入し、ゲート電位の変化をオシロで確認する。

 こちらは、まっとうに動作しているように見える。だが、最初の2〜3回はトリガーを押してもゲート電位は0のままだった。接触不良か?という感じで数回トリガーを押すと、以降は正常にゲート電位が動くようになった。
 実はこれ、実際にコイルを接続してパチンコ玉を発射した際にも起きていた。トリガー押しても発射せず、あれっ?と数回繰り返すと発射される。
 ハイサイド側も、やはり放電回路がどこか故障している。

 良く分からないが、壊れているのは間違いない。そういう厄介な状態になっている。たぶんゲート周辺に、耐圧不足・絶縁不足の場所がある。コンデンサー電圧がある程度高くなるとゲートにサージが流れ込んでいる。だが真相はまだ不明。
 別の新品放電回路に交換すれば、何事もなく正常に発射できる可能性がかなり高いと踏んでいる。しかし現在の不良品が不良化した原因も究明せざるをえない。どのような罠で回路が壊れるのか、可能な限り落とし穴を把握しておかねばならない。これがパーツの多い超多段式の厄介なところで、何十セットもユニットを製造した後でリコールになると、大損害だ。

written by higashino [コイルガン戦車S] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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