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2015年02月13日の記事

2015年2月13日(金) 21:10

理想と現実

 取り外したマイコンを再利用するためには、ハンダを除去せねばならない。特殊ハンダがガッチリと足をブリッジしていて、このままでは取り付けできない。

 そこで登場するのがハンダ吸い取り線だが、全然効かない。
 普通のハンダであれば、砂漠に吸い込まれる水のように気持ち良く吸い取りまくってくれるのは経験している。ところが、特殊ハンダは全く吸い取ってくれない。ハンダ付け時も、こいつ水銀か?と言いたくなるような馴染まなさだった。
 融点60度というシロモノである。見た目はハンダだが、実際は全く異なる物質としか思えない。

 表面実装はがしキットに付属していた左側の吸い取り線が何の役にも立たないので、愛用の右側を使用。だが、しっかり仕事した実績のある吸い取り線でも、同様に全く吸い取ってくれない。完全に、ハンダ側の問題だ。
 ハンダを吸い取れないのでは、マイコンの再利用も不可能。

 トドメに、取り外したマイコンの一部で、足が変形しているのを発見。完全にハンダを除去できれば、変形を元に戻せる可能性はある。しかしそれは可能性に過ぎないし、0.5ミリピッチで100本足というパーツをハンダ付けするのは、自分としても初の挑戦である。これまで、せいぜい20本足までしかやったことがない。

 どうやら、諦めて新品マイコンを買い直すしかないようだ。秋葉原では Discovery など基板にくっついた製品しか売っておらず、PICのようにマイコン単体で販売していないのが痛い。必然的にネット通販を使うしかないので、ついでにI2Cに合ったピッチ1.25ミリのレアなコネクターも買ってしまおう。

 Discovery から剥がしたのは無駄になってしまったが、跡地に STM32F7 など別マイコンを取り付けて遊ぶ余地はある。また、マイコンの引っ越しは現実には困難であることも経験できた。エキスパートなら可能かもしれないが、自分は手を出さない方が良いだろうと判明した。
 ツール類はえてして理想ケースしか書いてないのであって、凡人にとっての難易度は経験せねば分からない。光ファイバーの融着などもそうなんだよな。道具だけあっても駄目で、かなりの技量を要求される。

 とはいえ、引っ越しは無理でも載せ替えが可能となれば、可能性は相当なものだ。
 準備として、整地や清掃が必要。PX4FLOW はパーツが密集していて作業性が悪い上に、残存シリコンもある。ピッチ変換基板へのハンダ付けとは、比較にならない難易度の高さである。
 更にはソナー端子とも近接しているため、ハンダブリッジが怖い。

written by higashino [マルチローター] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(2)] [TB(0)]

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