2019年1月2日(水) 17:13
APSグランドマスターとガスガンには、共通する部分がある。それは、ハンマーでバルブを叩くことで蓄積済みの圧縮気体を放出するという構造である。
APS3は、手動エアコッキングによりエアータンクに圧縮空気を蓄積する。ガスガンは、気化した高圧ガスを蓄積する。前者はエアコッキングの自動化という難題を抱え、後者はガス圧の低下という弱点を抱える。
そして両者に共通する問題として、ハンマー操作の自動化がある。
大半のガスガンはガス圧を流用し、ハンマー操作を自動的に行ってくれる。しかしそのような機種は代償としてガス使用量が増え、ガス圧の低下が更に激しくなる。
命中精度の高いガスガンをリサーチしたところ、ガス圧をハンマー操作に流用しない固定スライド方式の「東京マルイ ソーコム mk23」などが引っ掛かった。そのような機種を改造ベースに選んだ場合、ハンマー操作の自動化が必要になる。
ここで閃いたのだが、ハンマーを動かすのにバネではなく、コイルガンを使ってはどうだろう?
オリジナルのハンマーを除去し、代わりにコイルガンを取り付ける。そして、軟鉄プロジェクタイルをゼロ距離射撃でバルブにぶつける。これにより、トリガーだのシアの調整だの、すべて不要になる。コイルガンに通電すればBB弾が発射されるという、まさにラジコンの申し子みたいな機構になる。
適切に設計された数センチのコイルガンは、軟鉄棒を1000G以上で加速できる。オリジナルよりも短いストロークで必要な打撃力を生み出すことができて、ロックタイムも短縮される。
更に、コイルガンは容易に威力の調整ができる。
ガス圧を測るセンサーを取り付け、ガス圧に応じてコイルガンの威力を変化させバルブを叩く力を変化させる。そうすれば、ガス圧が低下してもBB段の初速を安定させられる。そういう電子制御は、いかにも最先端の新兵器っぽくて面白そうだ。
バルブ開放用コイルガンの開発、というのはそれだけでも非常に興味深いネタである。電磁弁を自作するようなものだが、弁はオリジナルのものをそのまま使うので組み込みし易い。
これはグランドマスターの改造にも活用できる。
パワーソースをエアタンクに換えるのだ。これによりコッキングの電動化を不用とし、タンク気圧の低下をコイルガン制御で相殺する。
written by higashino [ラジコン用エアガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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