2019年1月20日(日) 18:40
MP7A1カスタムに関しては、かなり大きな問題点が発覚した。それは、パワーである。
というのは、0.25グラムBB弾における最適ホップアップを掛けた場合、初速の低下が著しいのだ。実射試験後に弾速を測定して、唖然とした。0.64ジュールしか出ない!
サバゲーであればマンターゲットとか、精密射撃でもヘッドショットとか、ある程度大きなマトにヒットできる集弾性があれば合格である。有効射程は、その前提で語られる。しかしラジコン戦車の主砲の場合、空き缶や紙コップのサイズが集弾性の合格基準となる。つまりはサバゲーより遥かに近距離を狙うのであり、その場合に初速の差は馬鹿にできない。
意図的にホップアップを弱くすることは弾道が山なりとなり、射程距離が変化しまくるラジコン戦車射撃においては照準が困難になる。
20メートルあたりになると、0.20グラム弾と0.25グラム弾では集弾性に明確な差が出る。重い弾が確実に優位である。しかし MP7A1 はシリンダー容量が少ないため、重量弾に対応する強いホップを掛けると初速が落ちまくる。これは、重量弾のメリットをスポイルする。また、初速が低下するルーズバレルも、効果がスポイルされる。
カスタムで命中率を上げる余地が、それだけ狭い。
パワー調整が容易でありパワー自体にも余裕があるガスガンならば、重量弾だろうとホップが強かろうと、0.9ジュール以上を確実に出せる。マイコン制御で追い込むことを考えると、0.25グラム弾前提で MP7A1カスタムのざっと1倍半のパワーが出せると考えて良いだろう。
ガスガンをラジコン用に改造し更に初速安定化を図ろうとすれば、加熱装置を始めとする幾つもの装置を用意し複数のセンサーを備えねばならない。改造は電動エアガンとは比較にならない大掛かりなものであり、ガスだけでなく電力消費も多い。使い勝手も悪い。かなりのデメリットを伴うのだ。それでも、パワーが1倍半も異なれば無条件で却下はできない。
どうしても、そのような魔改造ガスガンの命中精度を確認する必要がある。結論は、命中精度を確認した後でなければ出せない。
射撃時の振動を極限まで抑え、パワーを徹底的に安定させ、ベンチレストならぬラジコン戦車レストで射撃した場合、ガスガンはどれだけの命中精度が出せるのか?
そんなこと誰も試したことがないので、やってみなければ分からない。
外部ソースを使えばパワー安定化状態での試験が容易になるが、外部ソースを用意すること自体が意外に費用を要する。だからまずは、パワー安定化は諦めた状態での試験で様子を見たい。
BB弾のローディングはサーボモーターで行い、ガスバルブ開放はコイルガンで行う。トリガー関連パーツはすべて不用となり、トリガーは単なる電気スイッチになる。トリガーの重さで知られたソーコムmk23が、フェザートリガーになる。
written by higashino [ラジコン用エアガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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