2019年1月23日(水) 21:50
バトルタンク修理のため、新しく1台をオクで入手するつもりである。
マルイのバトルタンクは生産終了品なので、キャタピラ等のオプションを確保しておくことも重要だ。適価であれば、バトルタンクは確保しておくべきだ。
修理で必要なのは主砲だけなので、それ以外の車体は余る。ならばそれで、コイルガン戦車の車体を新たに作り直すことが可能だ。
エネループ6本仕様が現状だが、オリジナルと同じ8本仕様にできる。当時は8本も必要なことが厄介に感じたが、プロポの電池が2本だけで済む現在、より多くのエネルギーが使えるという意味で8本の方が遥かに魅力的である。
また、BB弾発射機能と同様に重視している「走り」の点でも、6本から8本になれば最高速が上げられる。コイルガン戦車は重いだけに、パワーに余力がある意味は大きい。
かくして、電池ボックスは6本用と2本用を用意。スイッチ2箇所で、6Nと8Nの切り替えが出来るようにしてある。そして、実験用基板の消費電流を計測できるようにアナログ電流計。目安は平均電流1.8Aだが、コイル1つで試験するため0.9Aが目安。そこで、電流計はフルスケール1Aのものを使用。
まずは、キープしていたコイルの中で最大の奴から。これでも、旧コイルガン充電器のメインコイルより一段階小さい。
昇圧チョッパーは消費電流が激変する。そこで、入力側に平滑コンデンサーを接続するのが非常に効果的である。コンデンサーが無いと、消費電流が変動しまくりコイルも鳴く。このコンデンサーを付けると、電流計の針が安定し、コイルは静かになり、そして充電速度は上がる。
ほんと、目に見えて違う。いや、耳にも聞こえて違う。昇圧チョッパーと言えば、キュイーンと独特の動作音がするイメージだが、あれは入力側の平滑容量不足らしい。もちろんスイッチング周波数を基本とした音は出ているだろうが、通常は「キュイーン」という擬音よりはかなりの高周波のはずである。
充電能力は、放電抵抗をONにしたまま動作させると分かり易い。このテストセットは、2KΩのセメント抵抗が5直列になっている。仮に100Vで平衡すれば、1ワット。200Vで平衡すれば4ワットとなる。非常に計算し易い。
6Nならば約211Vで、8Nだと約244Vで平衡した。すなわち、充電能力はバッテリー電圧にほぼ正確に比例している。いずれも、平均消費電流は0.83Aぐらいで同一。バッテリー電圧からチョッパー周波数を自動変更するという方式は、非常に有効に機能していることが分かる。バッテリーが消耗しても、平均電流は一定のまま比例して充電能力が低下するだけだ。
エネループを充電すると、初期電圧は1.45Vぐらい。消耗して1.25Vを切ると急激に終了する。1.2Vまで低下した時点では既に空同然だ。電圧変動は2割に満たない。つまり、充電器の性能も、2割以下の変動しかない。
パーツの誤差も考慮して最悪を想定してもバッテリー消耗状態で、6Nで3.5ワット以上、8Nで4.5ワット以上は確実に出せる。
本番では2つを交互に動作させるから、6Nで7ワット以上、8Nなら9ワット以上となる。その時点で平均消費電流は、1.7A未満。この試験では消費電流に DC-DC コンバーター分も含んでいるため、車載時の効率は更に高い。
間違いなく、旧充電器よりも高性能だ。8Nで作り直すとして、実動時の性能は旧充電器の2倍になるだろう。
基本的に、コンデンサー充電器の開発は成功したと考えて良いだろう。完成には、充電停止電圧の安定化とか副次的機能の実装が必要になるが、天王山は超えた。
次はいちおう、より小さなコイルでの性能チェック。FETがでかいため、これより小さなコイルが実用になってもそれほど意味はない。しかし、確認しておく意味はある。
なお、コンデンサー充電器はラジコン用ガスガンでも使用する。そっちは6N確定なので、6Nでの性能確認も必要だ。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
Generated by MySketch GE 1.4.1
Remodelling origin is MySketch 2.7.4