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2020年11月07日の記事

2020年11月7日(土) 21:47

中華フライスキット

 最初は欲張らず、テーブルドリルのレーザー版から始めよう。そう考えていた。

 こういうイメージである。

 レーザーヘッドを垂直に固定し、手動でON/OFFする。
 テーブルには直線ガイドを設置し、ステンレス板の端をそこに当てて手でスライドさせることにより、直線運動でレーザー照射できるようにする。
 これなら、どこにも動力を必要としない。レーザーヘッドを固定し、エアーノズルを固定し、それで完了だ。

 だが、単純なイメージで完成するということと、実体化が容易ということは、全く別の話である。自分は過去に、脳内妄想を実体化させようと数多く試みたので、簡単にイメージを描ける物体が、必ずしも簡単に実体化できるとは限らないことが骨身に染みている。
 少し検討すると、テーブルドリルみたいに仕上げるのも、CNC加工機みたいに仕上げるのも、手間は大差ないのではないか?と考えるようになった。

 最近は、自作CNC加工機が流行っている。その理由を考えると、ステッピングモーターで2次元あるいは3次元のプロッターを製作する、という実体化の面倒な部分が安価な中華キットで出回っていることが大きいと思う。

 実際、ステッピングモーターとスライダーと、強靭な金属フレーム。それらをパーツで掻き集めて自作することを想像した場合、中華キットより安く済ませるのは難しいのではないか?

 少し調べて、手頃な木工用フライスキットを発見。作業領域24×17センチ。床面積は40センチ四方ぐらいとやや占領するが、廃棄とか引越しなどの場合に分解できるのが良い。

 一番の魅力は、ヘッドのスライダーが頑丈そうなこと。駆動軸以外に固定軸が縦に3本存在し、重量のあるヘッドを支えるのに適している。更に、ヘッドの重量を支えるのはX軸だけで、Y軸は台の方が動く。Y軸のスライダーには、ヘッドの重量が掛からない。
 欲張って作業領域の広いものを使おうとすれば、スライダーも長くなり、それだけヘッドの重量を支えるのが不安になる。

 レーザーの場合はZ軸の動きは不用なので、Z軸駆動系すべて除去できる。もちろん、ルーター用モーターも不用だ。それによりヘッド重量が減るので、重量のあるレーザーヘッドを載せた場合の負荷も緩和される。
 出来合いで実体化済みのこんな物体が購入できるのであれば、テーブルドリル型レーザーカッターから始めるよりも、いきなりCNCレーザー加工機の自作に挑戦するのもアリだろう。何しろ、成功時に得られるものが違い過ぎる。

 こんなものにレーザーを載せたら、作業台に穴が開くだろ?という素朴な疑問が生じるかもしれない。それに関しては、それほど心配しなくていいと思っている。レーザーは得手不得手の明確な工具であり、ビームを阻止するのは簡単だ。

written by higashino [レーザーカッター] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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