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2021年07月06日の記事

2021年7月6日(火) 22:21

プロジェクトの成否

 各パーツを8個ずつ選別し、両面を磨く。
 ここからが、Sタンク製作最大の山場だ。

 これまでパワーパック始め、数限り無いトラブルを経験した。だが、その多くは前例があるギミックである。ブラシレスモーターやステッピングモーターを問題なく動作させる方法は、存在すると分かっている。市販品にしろ自作にしろ、前例が山ほど存在するからだ。
 それに対しラジコン戦車としてのSタンクの姿勢制御は、誰もやっていない。「ラジコン Sタンク」で検索すると、自分のサイトが最初に出て来る惨状だ。つまり、解決策が存在するかどうか分からないのである。

 自分自身、何度もSタンクをラジコン戦車化しようとして断念した。それは、姿勢制御を実現するサスペンション機構を、どうしても設計できなかったからだ。
 1/10スケール級より大きなラジコン戦車なら可能だが、1/16スケール級のサイズでは何をどう頑張っても不可能との結論にしか至らなかった。

 もちろん単に姿勢制御やれば良いだけなら別だが、エアガンを搭載するラジコン戦車としてマトモな性能と耐久性信頼性を確保した上で、となると1/16スケールではどうしても組み込むための空間が足りない。
 姿勢制御機構を組み込むことが最優先で、それが可能な最小サイズのラジコン戦車を作る・・・という逆の方向から計画を進めたのがドリル戦車である。ドリル戦車はスケールモデルではないが、サイズ的には1/10スケール級に相当する。戦車によっては1/12スケール級かもしれない。少なくとも、1/16スケール級ではどうにもならない。

 何度な触れているが、Sタンク製作にゴーサインが出たのは、1/16スケールでも姿勢制御を実現できる目処が立ったからだ。結局のところ、サーボ直結でサスアームを動かし、サスペンションはコイルスプリングを挿入する。それ以外の解決策は発見できなかった。そしてこの解決策は負担が大きく、逆にサイズの大きなラジコン戦車では採用できない。
 1/35スケールの、もちろんBB弾は撃てないが小さなラジコン戦車なら、他人の自作前例もある。だがサイズが小さいラジコン戦車の場合、今度は充分な性能のエアガンを搭載することが無理になる。

 1/16スケールのSタンクとは、姿勢制御と充分なパワーのエアガンを両立できる最小サイズでもある。完成品の重量は10キロを越えると見込まれるので、これよりビッグスケールになると徒歩での持ち運びは困難になり電車等にも乗れず運用に大きな制限が加わるだろう。

 いずれにしろギリギリで何とかSタンクが実現できそうな鍵を握るのが、サーボとサスアームの間に入ってサスペンションを実現するコイルスプリングだ。充分な強度と信頼性を持ったコネクターを両側に取り付けた、コイルスプリングを製造できるかどうか。
 それが、本プロジェクトの成否を握る。

 サーボ側のホルダーはパーツ切り出ししたが、サスアーム側のステンレスストッパーも厄介である。組み立ては行わずにそのまま使うが、削らねばならない。ステンレス製なので、非常に加工し難い。加工精度も低下する。
 そこで、レーザーカッターで下削りできないか試してみたい。加工の手間を減らし、更には加工精度も向上できるかもしれない。

 ドリルビットの代わりにレーザー光を使うだけで、やりたいことは同じ。そういう意味で、これが本来のCNC加工だ。
 削りたい部分に、0.3ミリ間隔でレーザーを通過させる。ステンレスストッパーは厚さが7ミリ弱あるが、掘削したい深さは2ミリ程度である。光出力200ワットのレーザーはステンレス貫通力が2ミリ弱なので、これも丁度良い。

 モノは、試しだ。

written by higashino [Sタンク 1/16] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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