2021年8月9日(月) 21:29
イメージファイルをマイクロSDカードに書き込んで Jetson Nano 起動用を作るのだから、逆にマイクロSDカードからイメージファイルへバックアップするのも簡単。そう考えていたのだが、カードが認識されない。
おかしい。書き込んだ直後にはベリファイが走っていたから、読み取れない訳がない。
しかし、Jetson Nano のバックアップに関して書かれた記事はどれも、Jetson Nano 本体と複数のカードを使う方法しか記載されていない。
念のため書き込みに使用したソフト Etcher を実行してみると、イメージファイルをカードに書き込むモードはあるが、逆にカードをイメージファイルに書き出すモードは存在しない。
急に、雲行きが怪しくなって来た。
だが、ステレオカメラが使えないと、主砲照準できない。正確に言えば、レーザーポインターしか使えない。これでは困る。
これはリスクを犯しても、OpenCV のコンパイルに挑戦すべきだ。せめて設定ファイル類を復活できるよう、可能な限りのバックアップを取っておこう。丸ごとイメージに取れなくても、WinSCP を使ってファイル単位でのバックアップは取れる。
そう思ったのだが、実行するとやたらエラーが多発する。ファイルシステムが異なるメディアにはコピーできないとか、なぜかファイル名が重複していると文句言われたりとか、それ以外にも Linux 系は何でもかんでもディレクトリ構造に組み込んでいるため、そもそもファイルではないものまでファイルコピーしようとしてエラーになったり。
おかげで、一括バックアップできずに止まりまくるし、バックアップできるものでもバックアップ漏れがあるかもしれない。もはや、仕方ない。
マイクロSDカードを買い増しして Jetson Nanp 本体でバックアップするのが王道なのだろうが、それ自体がまたやたら面倒で時間を要する。更に、カードだけ買っても駄目でカードリーダーも必要だ。SDカードリーダーは、やたら壊れやすい。これまで幾つも買っているが、何ヶ月か使っているうちにカードを認識しなくなったものばかりである。信頼性に、著しい不信感を抱いている。
カードリーダーを買うのは、カネをドブに捨てるようなものだ、という感覚になってしまっている。ひいてはその原因かもしれない「SDカード」という規格にも不信感が大きく、Jetson Nano がマイクロSDをシステムドライブに採用しているというのは、その部分だけは最悪だ。一眼デジカメのユーザー評価で、ダブルスロットでないと叩かれるのも良く分かる。SDカードなど、全く信用できない。
だったら今回のジェットパックはどうやって書き込んだのか?という話だが、デジカメをUSB接続してカードリーダー代わりにした。さすがにパナソニックのデジカメだけあって、これまで唯一エラーを出さずにカードリーダーとして使用できている。しかし、Jetson Nano 用のカードは認識してくれない。ファーマットを要求され、フォーマットしない限りはデジカメがカードリーダーとして機能しない。
これでは、フォーマットしたカードにジェットパックを書き込むことはできても、バックアップは取れない。
まさか、SDカードのバックアップがこれほど面倒だとは思わなかった。というより、簡単にバックアップできるようなら以前 Jetson Nano で使っていたカードだってバックアップ取ってるだろ?って話だ。
もちろん最終的に安定した希望動作を実現する環境が完成すれば、カートをバックアップすべきなことははっきりしてる。でも、いま多大な時間を使ってバックアップしたところで、それはステレオカメラも動作しない環境に過ぎない。
まずは OpenCV を、オプション意識してコンバイルしてインストールする。その方針で、情報を調べる。基本的な手順は、金子邦彦研究室の情報を参考にさせて貰うことにした。
ただし、Jetson Nano は特殊である。当たり前だが、NVIDIA のGPUが使える。しかし記事の通りに実行しようとすると、GPUを搭載していないという判定になるのだ。そこで、CUDA 11 のインストールは、こちらの記事を参考。ところが、頑としてエラーが解消できない。
元の記事に戻り、NVIDIA CUDA ツールキットのインストールに挑戦。
だが、同様のエラーが出ただけだった。

Windows でも環境を整えるのは大変だが、Linux でも大変である。問題は、何でもかんでもエラーが出まくることだ。すんなりインストールできてくれれば、環境構築もそれほど大変ではない。やることは分かっているのに、エラーで手順が進まないのだ。
メッセージに出ているので apt --fix-broken install を試すが、何の改善もしない。
apt-get -o Dpkg::Options::="--force-overwrite" install --fix-broken が効くという情報を発見して試す。ふたたび apt-get -y install cuda したところ、エラー内容が変化した。

その後あれこれ試すが、事態が悪化するだけだった。もはやどうしようもなくなった。
またマイクロSDカードのフォーマットからやり直すしかない。これ、いつになったら環境整備できるの?
いやほんと、いい線まで来てたんだけどな。ステレオカメラが読めないこと以外は、バッチリになっていたのに。
written by higashino [Sタンク 1/16] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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