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2024年05月14日の記事

2024年5月14日(火) 20:09

ストロボ用IGBT

 何だか、面倒臭くなって来た。
 何がって?LEDの直接ドライブができない dsPIC のGPIO退化である。Lチカが面倒というだけではない。フォトカプラなどの直接ドライブもできない。ゲートドライバーとして有能な TLP250 も直接ドライブできない。ウザい、マジでウザい。誰だよ退化仕様を決めた奴は!
 8ビットPICが登場したとき、LEDを直接ドライブできる強力なGPIOがメリットの1つに挙げられていた。当時は実感が無かったが、逆にLEDを直接ドライブできない dsPIC が登場してみると使い勝手の悪さに辟易する。
 コイルガン放電回路に関しては、ハイサイドにトランジスターかバッファーが必要になるだけではない。

 仮に GT10G131 がどうにも使えそうにないと判明した場合、回生型を断念するのではなく RJP5001 を使ったプランBを試す予定である。投入パワーによるゴシオシに現実味が無くなってしまった以上、回生型の断念はコイルガンの断念とイコールである。だから、駄目なら RJP5001 を使う。RJP5001 は絶対定格がパルス300A(推奨200A)だが、それはコンデンサー容量2000μF(推奨1500μF)という条件である。GT10G131 より遥かに大型パッケージだが、コンデンサー容量の超過は事実上気にしなくて良くなる。3並列ぐらいで使ってピーク500A以下で設計すれば、壊れない可能性は高いと踏んでいる。価格も、100個ぐらいの調達は現実的である。
 最初から RJP5001 を使わないのは手元に GT10G131 の大量在庫があることと、RJP5001 の電圧降下が GT10G131 の倍ぐらいあって「どっちでも動く」場合は性能が低下するからだ。

 あと、GT10G131 のゲート操作電圧が4〜6Vと使い勝手が良いのに対し、RJP5001 は12〜17Vなので別電源が必要となる。しかし逆に言えば GT10G131 には使えない TPL250 をゲートドライブに使える。ここで先に出てきた、直接ドライブできない dsPIC の弱点が悲惨なのだ。
 もうこの際、射撃制御マイコンを dsPIC ではなく8ビットPICにすべきでは?

 なぜ dsPIC で制御しようと考えたかと言うと、最終結論が出るまで放電タイミングを頻繁に変更して試す必要性が目に見えているからだ。
 プログラムを書き換えまくる(ただし完成後はほぼ書き換えなくなる)場合、いちいち基板ソケットから抜き挿しせねばならない8ビットPICは、煩雑なのだ。抜き挿し無しでプログラムできる dsPIC の使い勝手は断然上であって、LEDドライブに悩まされない場合は使いたくなる。
 だが、8ビットPICの抜き挿しも開発中はソケット2段重ねにすることでかなり楽になる。

 あと、クロック精度が dsPIC の方が高いのでは?疑問形だが良く考えると未確認だな。8ビットPICでも最近のものなら、1%ていどの典型精度はあるようだし。
 8ビットPICの使い慣れた PIC16F1579 あたりを2つカスケードにすれば、16段コイルガンの放電制御はできる。ハイサイドも直接ドライブできるし、RJP5001 を使うことになっても TLP250 を直接ドライブできる。
 4段式での試験なら、PIC15F1579 も1つで良い。

 一方の放電回路だが、まずは4段式に必要な6箇所分だけ作る。
 もし GT10G131 が使い物にならないようなら RJP5001 を試すが、その時点でゲートドライバーも別物になってしまうからだ。

written by higashino [コイルガン機動戦闘車] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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