2024年5月21日(火) 20:46
回生型はゲートドライバーも面倒だが、回路全体も面倒だ。実体配線からしっかり計画しないと、実装でハマるのは確実だ。そこで実体配線を書いてみようとしたが、過去に作った回生型でうっかりしていた仕様があった。それは、最初のコンデンサーバンクと最後のコンデンサーバンク。
順送り回生型の場合、最初のコンデンサーバンクには回生電流が入らない。だから、実質容量は実装容量のままである。
一方、2つ目以降のコンデンサーバンクには隣接コンデンサーバンクから回生電流が入るにおで、実質容量が少し大きくなる。そして最後のコンデンサーバンクには、自分自身からの回生電流も入る。だからバランスを考えれば、最初のコンデンサーバンクは実装容量を大きめにし、最後のコンデンサーバンクは実装容量を小さめにすべきだったのだ。
4段式であればコンデンサーバンクは3つになるが、2+2+2ではなく3+2+1個でバンクを作るのが良いだろう。
コイルガン自体、プロジェクタイルが低速の方が効率を上げ易い。初速が遅いときに使われる最初のコンデンサーの実装容量を増やすのは、効率面からも合理的だ。ともあれ、順送り回生型4段式コイルガンの実体配線を描いてみる。
いざ図にすると、結構単純で何とかなりそうに思える。だが、すぐに厄介な問題に気付いた。それは、パーツの専有幅だ。
初期の設計では、コイル1つの長さを16ミリとしていた。だがその後、コンデンサーの直径よりコイルが短いのは実装が面倒だと気付き、18ミリに変更した。ところがこの回生型回路だと、ダイオードとIGBTユニットを18ミリ幅に押し込むのは至難なのだ。
十分にマージンを確保するにはダイオードも3並列にしたい。だが、そうすると厚さが10ミリ以上になる。幅も、10ミリを少し超える。IGBTユニットも、9ミリ幅に仕上げるのが精一杯だ。これらは実装時にコイル直上の空間を使用したいが、どうにも18ミリ幅には収められない。
縦積みするにしても、コイルとの接続の都合もあってどこかに無理が生じる。それだけ配線が余計に引き回されるわけで、大電流を扱うだけに実装の具体的形状は頭が痛い。
更には、IGBTユニットは交換が容易にしておきたい。
だが、そもそもIGBTユニットが破壊されるようであれば悩むだけ時間の無駄である。本番実装通りではなくても、とにかく実装して撃ってみるのが先決だ。RJP5001を使うことになれば、またやり直しである。たあ、どう転ぶにしろダイオードはこれを使うのであり、かなり嵩張ることに変わりはない。非常に小型のストロボ用ダイオードが入手できていないのが痛い。
実装空間が大型化するため、仮に実射が成功してもストームタイガーの復活は無しである。物理的に無理だ。物理的に何とかなっても、ストームタイガーの主砲コイルガンは命中精度が悪いので、復活させても楽しくないだろう。
written by higashino [コイルガン機動戦闘車] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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