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2008年5月23日(金) 17:20
古い8ミリビデオを発掘して使用準備。最近のように録画すれば普通に動画ファイルが出来る訳じゃないので使い勝手が悪い。 しかし久しぶりに現役復帰させてみると、盗撮問題で赤外線規制される前の製品だけあって、想像を遙かに上回る凄まじい威力! まずは薄ディスク結晶を横から確認。
最近のデジカメに比べると、1064nm の感度が100万倍ぐらいあるんじゃないか?
デジカメでは画面が暗黒のままだった低出力励起でも、強烈な輝きを捉えている。クリックすると動画で再生。そう、普通に秒間30フレームの動画が撮れるほど明るい。丸い枠が回転しているのは、手動でピント合わせしているから。この手の被写体相手にAFはまるでアテにならない。 古代の製品で図体も巨大だが、ピントリングを回して機械的にレンズが動くのは安心感がある。
今度は上から確認。OCの脇から薄ディスク結晶の輝きを見下ろす。結晶はレンズに隠れて直視出来ないため一気に暗くなるが、それでも観察は十分可能。 これもクリックで動画だが、途中で一瞬だけ中出力励起に上げている。
1064nm の透過率が1000分の1ぐらいしかないはずのOCを通して、下側の光が確認可能。とんでもない高感度だ。これは動画ではない。 中央のくっきりした白丸はカメラ位置が動いても動かないため、フィルターの埃が輝いていると思われる。しかし白丸の脇にも漏洩光がはっきり視認出来る。これなら、共振した場合にソレと分かりそうだ。
残念ながら、現状ではやはり共振していないと思われる。この感度なら、コンマ以下の透過%でもレーザー放射は十分な明るさで写るはず。実際に写っているのはどうみても薄ディスク結晶の蛍光でしかない。 カメラ位置をいろいろ変えてみたが、強烈な輝きが出ている気配は無し。
古代ビデオカメラは強力な味方になってくれそうだが、共振そのものを実現させるのは苦労させられそうだ。
written by higashino [レーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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