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2010年5月22日(土) 21:18
そろそろ東京でも不快な蚊が飛び回る時期になった。これまで蚊を撃退するいろいろな手段を試したがもう結論は出ていて、電子蚊取り最強。これはもう確実に蚊をやっつけてくれて、裏切られたことがない。だから家に居る時は全く問題がないのだが、問題は屋外。
虫避けグリーム系、忌避音波系、そして携帯薬品系と試したがどれもロクに効果がない。電子蚊取りを作っているメーカーの屋外用商品でさえ駄目駄目だ。屋外では薬品が拡散するため効果範囲が狭くなるのは分かるが、殆ど無風の時でも蚊を追い払ってくれない。
どうやら根本的に屋外用は性能が劣るようなのだ。そうなると、室内用の電子蚊取りを屋外で使いたくなる。問題となるのはもちろん電源で、だからこそ屋外用は性能が出ないと思われる。
例によって、ラジコン用バッテリーで動作させたい。消費電力が大きいとはいえ、せいぜい5ワットである。バッテリー1本で連続1時間使えれば十分使い物になるわけで、スペック上は楽勝。しかし、100ワットで動かしているニクロム線に7.2Vを接続しても、殆ど発熱しない。仮にニクロム線を切断して調整するとすれば?
交流を整流して使ってるかどうか不明だが、仮に直流100Vで考えてみる。電圧が約14倍違うので、ニクロム線の抵抗をその2乗の約200分の1にせねば同一の発熱を得られない。オリジナルをそのまま流用するなら長さが200分の1になってしまう。かと言って適切な抵抗値のニクロム線を探して来て、オリジナルと同じ空間に実装するのは極めて難しい。熱を与える対象である薬品の蒸発棒に、適切に熱を与えねば意味がない。
結論として、ラジコンバッテリ−を100Vに昇圧するのが最もスマートとの結論に至る。コイルガンの電源として散々作ったではないか。330Vではなく100Vで良いから、高価なK3132を使う必要もない。
千石で手に入るFETでは、K2995がいい感じ。耐圧250Vで30A、ON抵抗は48ミリΩとまずまず。価格はK3132の3分の1。
停止電圧はMC34063のピンをそのまま使うことで回路を単純化出来る。ドライブ対象がコンデンサーではなくニクロム線というRなので、出力ワット数が低下すれば出力電圧も上がらない。つまり、バッテリー電圧降下で暴走する心配をしなくて良い。
明日は雨なので、部屋に籠もって過ごすのもいいだろう。午前中に秋葉原でパーツを買い揃え、一気に製作してしまおう。
written by higashino [LIFE] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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