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2010年5月26日(水) 20:49
昨日は雨上がりの晴天という非常に蚊が出易い状況だったので、パーツをホットボンドで固定しただけの剥き出し状態で試験してみた。
予報通り今日は雨になってしまったので昨日中に試験したかったが、筐体カバーを加工している時間が無かったので仕方なく写真のような状態で屋外へ持ち出した。
風は弱めだったが、強風だと余り蚊に悩まされないし日本の夏は強い風はそう吹かない。
歩き回るのではなく公園のベンチで、電子蚊取りも足下に置きっ放し。
結果は、大成功だった。約1時間、全く蚊が寄って来なかった。
これまでにいろいろな屋外用の蚊対策グッズを試したので、効果が圧倒的なことも明確に分かった。
内部の仕切りを取り払い、チョークコイル部分を切り取る。
出力電圧を調整する半固定抵抗だけ出っ張っているので、ここも切り抜く。そのままにしておけば、カバーを装着した後からでも電圧を調整可能。しかし意味がない。100Vで効果は十分だしわざわざ電圧を下げる動機もない。かと言って電圧を上げればニクロム線の寿命に悪影響を及ぼす。だからここも後からホットボンドで封入することにした。
電源を投入した直後は2.8アンペアほど流れるが、ニクロム線の温度が上昇して抵抗値が大きくなると見る見る電流が小さくなる。
2〜3分経過して温度が安定し薬液も安定して放出されるようになると、1アンペア以下しか消費しない。目標としていた連続1時間のバッテリー駆動は楽勝クリア。電流が小さいので、エネループ6本でも十分に使用可能。
床板が行方不明でまた部屋の掃除しなきゃいけないが、無くても何とか使える。
昇圧チョッパーは20分程度しか連続動作させたことがなかったが、連続1時間でもOKだった。チョークコイルが一番熱くなるが、触ったら火傷するほどではない。
予想より消費電流も小さいので、いろいろなバッテリーが使用可能だし連続動作時間も長い。予定よりも遙かに実用性の高いモノが出来た★
これで、今年の夏は屋外でも蚊に悩まされずに済みそうだ。
最新型の電子蚊取りでは、消費電力5ワットの表示がある。バッテリーの消費が7ワット程度なので、DC-DC変換効率を70%とするとまあそんなものだろう。
これだとバッテリーで十分に実用になるのだから、メーカーが純正のバッテリー駆動電子蚊取りを売り出せばいいのに、と思う。他のあらゆる屋外用がまるで効果無しなのだから。
多分、1アンペアでは乾電池で動かせないという点がネックなのだろう。しかしサンヨーあたりと組んでエネループ専用でもいいと思う。
written by higashino [LIFE] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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