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2014年7月12日(土) 18:28

SIGMA DP1x 分解

 センサーに FOVEON を使用していることで有名な、SIGMA の DP1x だが、見ての通りレンズが突出したまま引っ込まなくなっている。これはシグマのコンデジに良くある故障パターンで、あちこちぶつけて少しずつ動作が怪しくなった自業自得でもあるため修理せずジャンクになっていた。

 だが、電動レンズが引っ込まないという故障は、いかにも自力で直せそうな雰囲気がある。
 どうせ使ってないので、分解してみることにした。

 レンズ根元の2本のネジを外すと、根元のカバーが引っこ抜ける。マイナスドライバー等を使わないと無理。その後さらに、3本のネジを外すことが可能となる。しかしそれだけでは、ビクともしない。
 筐体のネジを全部外すと、裏蓋はすんなり外せる。

 シグマは素直に組み立てている。コネクターを外してネジを外せば、分解は容易な方だろう。

 ただ、今回の修理が成功しそうであれば検索エンジン等で飛んでくる人の便宜のため、分解手順を詳細に載せようと考えていた。
 つまり、先に結論言うと、修理は失敗した。というより、恐らくは不可能であると判明した。

 まず、分解そのものが極めて困難。
 え?書いてることが違うぞと言われそうだが、肝心のレンズに辿りつくまでは簡単。だが、肝心の部分にアクセスするのは困難。とにかく完全分解して、その一番最後になってようやく手が届くため、非常にリスクが高い。
 次に、レンズユニットにアクセスできたところで、何をどうすることもできない。

 センサーまで取り外さないと、レンズユニットを取り外せない。
 そしてこの写真はもう諦めた後なのでリボンケーブルも切断してあるが、レンズ駆動モーターはリボンケーブル経由で基板と接続されている。リボンケーブルが断線しているとかなら自力修理も可能だが、見た目どこも劣化していなかった。

となると故障原因は、
・専用IC満載の基板がどこか故障している。
・レンズユニット内の破損。

以上2つのいずれかに絞られる。
 後者であれば、写真の状態から更に分解せねばならない。ところが、レンズとセンサーは多数のスペーサーを挟んでネジ止めされている。更に、レンズユニットのパーツ組み合わせは極めて複雑。分解したら、元に戻すのは無理である。
 前者であれば、自力で修理するのが不可能なのは言うまでもない。

 運良くあからさまにどこか断線していればともかく、基本的にどうしようもない。この記事を公開した理由だが、同じようにレンズが引っ込まなくなって自力修理したいと思い付いた人に、以下の情報を提供するためである。

 シグマの DP1x が故障してレンズが引っ込まなくなった場合、自力で修理するのは諦めよう。
 使い続けたい意思がある場合、素直にメーカー修理に出すべし。

 分解したパーツは、ジャンク箱送り。電動のレンズユニットは、そのうちレーザー関係にでも流用できるかもしれない。DP1x はコンデジとしては巨大なセンサーを搭載しているので、光学系もイメージサークルが大きい。面白い使い方があるかもしれない。無いかもしれない。

written by higashino [カメラ] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(1)] [TB(0)]

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