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2017年3月28日(火) 21:38
EVF は、やはり光学ファインダーに遥かに及ばない。
GH5 の EVF は恐らく最新鋭の技術だろう。それでも、レフ機のファインダーとは比較にならない。同じ土俵に乗ってすらいない。
EVF の解像度やフレームレートは、実用に達している。しかしブラックアウトや映像遅延がどうにもならない。ファインダーというものは一瞬(0.1秒以下)しかブラックアウトしてはならないし、どんな状況でも表示はスムーズなままでなければならない。
非常に分かり易いのは、パナも大々的に宣伝している6Kフォトである。
何と6Kフォトの撮影を開始すると、ファインダーが1秒ぐらいブラックアウトするのだ。そして表示された直後には、あからさまに表示更新が引っ掛かり、それから正常な表示になる。6Kフォトの使用に適していると宣伝されている場面においては、致命的である。
テスト撮影として、道路沿いに立って走行中のクルマを流し撮りしてみた。EVF を覗きながら走るクルマを捉え、シャッターボタンを押す。その瞬間 EVF が真っ暗になり、1秒ぐらい真っ暗なまま。
仮にプロが一眼レフでこんな目に遭ったら、カメラを地面に叩きつけて二度とそのメーカーの製品は買わないだろう。
被写体を直視できず常にセンサーを通した間接視を強いるのであれば、いかなる場合でも長時間のブラックアウトや表示更新の引っ掛かりは許されない。それが解消しない限り、光学ファインダーと比較することはできない。
ブラックアウトを防ぐには、プリキャプチャーを有効にしておかねばならない。しかしこれは消費電力が大きいので、可能な限り短時間だけ有効にする運用が推奨されている。ただでさえ EVF は表示に電力を必要とし、レフ機に対してバッテリーのハンデがある。ブラックアウトさせないというファインダー基本中の基本を実現するのにこの体たらくでは、まだまだ先は長い。
トドメに、屋外の光の具合によってはアイセンサーがうまく働かず、EVF を覗いても真っ暗なままということが何度もあった。もはやファインダーの比較という次元ですらない。
キヤノンやニコンがレフ機を大切にしているのも当然だ。レフを駆逐するには、まだまだ現在の EVF は技術的に稚拙過ぎる。
written by higashino [カメラ] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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