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2006年10月25日(水) 17:53

準備

 LD電源の調子がおかしい。
 コイルを接続し、5A流して様子を見る。パチンコ玉は吸引されるが、思ったほど強くはない。自重を支えるのも難しい。発熱は4〜5ワットだからまあ許容出来るが。1〜2秒なら10アンペア流しても大丈夫だろうと思い、ダイヤルを回した。すると、7〜8アンペアまで振れた電流計の針が突然ゼロに。
 Driver Over Voltage とオレンジ色のエラーLEDが点灯している。どういうことだ?直流抵抗は0.2Ω以下だから、LD電源はせいぜい2Vを発生させれば良いだけ。どうして過電圧エラーになるんだ?

 その後は5Aさえも流せず過電圧エラーになってしまう。電流のデジタル表示が出来なくなったことから始まって、LD電源が少しずつおかしくなっている。コイルガンはフラッシュ駆動だからいいが、これではレーザー砲の共振挑戦を続けようにも電源が無いっ・・・いや電源製作を先にやる羽目になるかもしれない。

 写真の鉄輪はM10ネジ付属のワッシャーで、中央の穴はパチンコ玉が通らない。だから磁気シールドには流用出来ない。

 光スイッチに使うTPS601Aの動作チェック。
 アルカリ電池2本3Vと電流計を直列し、フォトトランジスターに光を当てる。室内照明ではほとんど針が振れないが、ワイヤレスヘッドホンの送信LEDに5センチほどまで接近させると10ミリアンペア以上流れた。
 これなら光ファイバーを通しても充分に10ミリアンペアをクリア可能だろう。

 秋葉原で売られていた違法レーザーポインター赤クラス3Aで照らすと、40ミリアンペアを越えた。
 トドメは黒共立改の直射。100ミリアンペアの電流計を振り切った(汗)
 601Aのピーク感度は800nmである。532nmでは約20%の感度しかないのだが、改造グリーンは太陽直射を遙かに上回るからなぁ・・・

 これまたお馴染みの秋月スイッチング電源キット。2A×2になっているが、今回は容量よりサイズを重視し片側2Aしか組み立てていない。
 大電流が必要な場合は容量の割にでかいこのキットよりFDKコンバーターが遙かにすぐれている。しかし、2Aで充分過ぎる上にFDKインバーターはラジコンバッテリー1本にフィットした仕様である。
 2本直列で使う場合は電源電圧スペックが合わない。その点、秋月キットは14〜20Vをすっぽりフルカバーしている。

 光ゲートドライバーの電源6Vを供給するのに使う予定だ。本番は当分先なので、電圧調整ボリュームもオリジナルのでかい奴がそのまま。調整が微妙で、本番では多回転半固定を使う方が良さそう。

written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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