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2006年11月6日(月) 17:21
パーツを集めるのは容易である。そもそも容易に手に入るパーツの中から使用機種を選定したのだから。 秋月の通販では25V10μFの積層セラコンが売っているが、店頭ではなぜか50V10μFしかない。それでもトランジスター並にコンパクト。ゲートドライブの立ち上がり時だけ供給出来れば良いので、10μFで足りるはず。
TPS601Aは鍔の出っ張りに近い側がカソードだ。
写真以外に1KΩの抵抗と7Vのツェナを1つずつ使用するだけだ。
トランジスターとフォトトランジスター、そして抵抗を組み合わせる。 トランジスターが1個増えたことで、足が3ミリほど余計に伸びる。決して大きなパーツではないが気になる。 平らなA1242は、写真右側が放熱版になる。
右がGND、左がVcc、そして上がIGBTゲートに接続される。
この写真だけ見れば組み立ては非常に簡単に思える。しかし、うっかり接続を間違えないよう慎重に確認しながら行うと神経を使う。
最後にセラコンとツェナを取り付けて完成。
さっそく秋月インバーターから電力を供給し、IGBTゲートドライブ端子には電圧計をセットする。 電源を入れると、いきなり電圧計が5Vまで振れた。フォトトランジスターを覆って暗くしても5Vのままだ。そんな馬鹿な・・・
トランジスターは過熱していない。 また、601Aの暗電流は最悪で0.2μAなので、C2655の増幅率が1000なんてあり得ない大きさになっていても0.2mAしか流れない。これで1KΩ抵抗で発生する電位差は、僅か0.2V。実際はそれより遙かに小さな電圧しか生じないはず。
5Vまで一気に振れたままになる訳がない。 組み立てに神経を使い時間も使い注意したにも関わらず、またまたどこか配線ミスしたか!? (;_;)
今度は逆に写真を見ながら回路図を書いてみる。うわっやっちまってる! フォトトランジスターを更に増幅するために新たに追加したC2655のベースとコレクターの接続が逆だ・・・
written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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