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2006年11月10日(金) 17:15

アダプター冶具

 ゲートドライバーにトラブルは発生したが完成は時間の問題だ。ただしパーツを買うまで進められない。そこで、光ファイバーコネクターの方を進める。

 LEDや光トランジスターと光ファイバーをいかにして接続するか?
 先の実験ではガムテープ巻いたり金属パイプを重ねたりしたが確実性に欠ける。個体差も出易い。既存の金物でジャストフィットするものも見つからない。そこで、アルミリベットに光ファイバー穴を開けて使うことにした。

 直径3ミリや5ミリのリベットに直径1ミリの縦穴を貫通させる作業は面倒である。かくしていつも通りまず冶具から作る。
 厚さ5ミリのアルミ板に直径5ミリと3ミリの穴を貫通させる。ドリルガイドとして厚さ1センチの真鍮板には直径1ミリの穴を貫通させる。穴の位置を合わせつつ両者をエポキシで合体させて完成だ。

 リベットをアルミ穴に差し込んだら、突き出た尻尾をミニバイスで挟んで固定する。さもないとリベットが回転してドリルが効かない。

 最初に3ミリと間違えて3.2ミリのドリルを使ってしまったため、3ミリリベット用の穴が2つ並んでいる。有効なのは一方だけだ。

 作業の実際は見ての通り。
 厚さ1センチの真鍮がしっかりと細いドリルをガイドし、曲がったり折れたりすることなく確実にリベットに穴を開ける。貫通させなくても最初の穴がしっかり掘れれば、後は冶具無しで簡単に貫通まで持って行ける。

 ところが、これがうまく行かなかったのである。
 まず、太さ1ミリのドリルが異様に目詰まりし易く、アッという間に全く効かなくなってしまう。そうなるとアルミの溶接されたかのように合体してしまって手に負えない。この場合、リベットを強力に回転させる力が加わって、ミニバイスでは保持出来なくなる。
 更に、1ミリドリルの穴には1ミリの光ファイバーが通らない。0.75ミリなら少し緩いもののいい感じに通る。

 直径3ミリ程度のドリルだと、実際には0.2ミリほど太い穴が開きがちである。だから、2.8ミリのドリルを使う方がうまく仕上がることが多い。これに対し、直径1ミリでは逆の現象が発生するようだ。
 光ファイバー用の穴は1.2ミリのドリルで開けるのが良さそうだ。

 FETだけでなくドリルも買って来なくてはならない。

written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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