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2006年11月20日(月) 17:15

真犯人は?

 鈴商にMC34063AやNJM2360が置かれたり、千石にMP4212が置かれたりと、秋葉原のパーツ屋も遅れ馳せながら品揃えを整えてくれている。

 さて、LEDの代わりにレーザーポインターを取り付けるのは、一見アッという間に済みそうで実際にはそれほど楽ではない。
 40ミリアンペアほど必要なのでPIC直接駆動は出来ない。I/Oピンを3つほどまとめて使用するにも面白いが、それにしてもハンダ付けが何カ所も必要。

 そもそも電源電圧が3Vで、かなり安定していないといけない。PICは5V系で動かしている。電流オーバー&電圧差のため、結局トランジスターが必要。それに三端子レギュレーターを用意し、ブレッドボードに組む。
 動かすには電源とGNDとI/OをPIC基板から引っ張り出して、先端にピンをハンダ付けしてボードに差し込めるようにせねばならない。

 自分もそろそろ、PIC版ブレッドボードを作るべきだと身に染み始める。PICのI/Oピンをジャンパーピンみたいに屹立させ、実験内容に応じて外部回路を簡単に差し替え可能にする。そして、専用のジャンパーを何種類も用意しておく。
 その上で汎用ブレッドボードと組み合わせれば、かなり実験し易くなるだろう。

 点滅するレーザーポインターを振ると、点線が描かれる。250Hzで点滅させたレーザー軌跡はかなりシャープで、LEDとは違うところを見せている。
 光ファーバーを仮止めし、昨日と同じ試験を行う。レーザーポインターはLEDより強力な光源なので、仮止めでも楽に動作する。
 IGBTゲートにテスターを当てると、予想に反して昨日と全く同じ波形が現れた!
 どうやらLEDが犯人とも断定出来ないようだ。少しだけホッとする。レーザーモジュールはLEDに比べて重量もサイズも大きく、トランジスターを必要とするなど回路も増大する。費用も馬鹿にならない。コイルガン40など想定すると、出来れば使いたくないのだ。

 犯人は少しずつ追い詰めているが、まだ分からない。
 さっさと逮捕せねば、次に進めない。コイルガンには専用の弾速測定器が欲しい。強力な電磁ノイズを別にしても、エアガンや実銃用では測定不能な超低速の測定が必要なのだ。特に初期段階ではパチンコ玉が軽く転がる程度のケースも多いと想像され、秒速1メートル程度でも計測出来ないと困る。
 秒速1メートルだと、飛距離は数センチ。それこそレールの上を転がすようなものでないと・・・普通の弾速測定器はそれ以前に測定範囲外エラーでしょ。

 自作測定器では光センサーを使いたい。光ゲートドライバーの回路を流用する予定なので、そっちが想定通りの動作をしてくれないと困るのだ。

written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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