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2006年11月27日(月) 17:16

PICブレッドボード

 やはりPIC用ブレッドボードを製作することにした。
 弾速測定器はそのために製作を始めたため、PICの抜き差しが困難である他の問題を抱えている。そもそも弾速測定器として稼働を始めたら、いちいち試験用基板として使うのは煩雑となる。

 PIC基板を仕立てる回数はこれまでかなり多く、製作が面倒だから仕立てなかった潜在的需要も考えると非常にニーズが高い。
 また、試験時に2カ所でPICを使いたくなることもあり、汎用試験基板が1つ作ってあると作業がはかどる。

 ゼロプレッシャーソケットのクロック端子に最短で引き込めるよう、水晶発振器を直接接続する。これで何とかPIC本体まで2センチ以内の引き回しになる。
 リセット端子にはプルアップ抵抗を接続。

 ブレッドボードパーツの裏側にソケットをハンダ付け。
 周辺回路への給電も考えて、DC−DCコンバーターはコーセルの0.6A品を使用。

 電源周りもすべてハンダ付けし、PICの動作を安定させると同時に比較的電流食いの周辺パーツを安心して使えるようにする。
 メインスイッチは弾速測定器同様にDC−DC側面へエポキシ接着。

 これにより、ゼロプレッシャー、水晶発振器、安定化電源と三拍子揃った実験装置となる★
 コーセルは入力電圧4.5〜9Vと広いため、ニッケル水素電池からオキシライドまでほとんどあらゆる単三電池4本が使用可能。

 ソケットの下に隠れているが、電源ピンには10μFのチップ積層セラコンがハンダ付けしてある。ただ、周波数特性を見ると20MHzでは0.1μFの方がインピーダンス低そうである。ブレッドボードの表面側に差し込めば充分だろう。

 一方の弾速測定器は、レーザー光源基板を完成させる。

 秋月レーザーモジュールを2基、並列にしてある。レーザーの反応速度は問題とならないため、安定性を重視してダイレクトドライブせずオリジナルのドライバー基板をそのまま使っている。

 バッテリー入力を三端子レギュレーターで3V安定化して供給。
 80ミリアンペア程度なのでレギュレーターの発熱は0.2〜0.3ワット。小さなアルミ片を接着する程度で充分に処理可能だろう。

written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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