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2007年5月22日(火) 21:53

膠着

 30センチの長ネジを固定出来るような広いバイスは手に入らない。もし売っていても高くて重いのは間違いない。そこで、低コストな方法から試すことにした。

 長ネジの端をヤスリで少しだけ平らにし、回転しないようにする。そしてバイスで挟む。

 もう一方の端はM12ワッシャーを介してナットを付ける。ナットもまたバイスで挟んで締め上げる。これによりコイル本体を押し出すのである。強度が必要なのでステンレス製を使う。

 幸いなことにかろうじてコイルは動いた。ところが、動いても抵抗が小さくならない。
 ナットで圧縮する方法は長ネジ本体をバイスとして使う訳だが、本体はガムテープが巻かれている。つまり、コイルを押し出すごとに露出したガムテープを取り除かねば先に進めないのだ。
 いつまでも抵抗が小さくなってくれないと、面倒な作業を延々繰り返さねばならない。しかも、コイルはすぐに端に達し、そうなるとネジをバイスで挟めなくなってしまう。

 いや、反対側のネジ端をバイスで挟めば良いか。それにしても、押し出し完了までは相当に時間を食いそうだ。コイルを外すのに成功しても、既に10段目は別製作だと諦めている。
 もしかすると結局1から作り直すハメになるかもしれない。

 即座に1から巻き直した方が完成が早まるかもしれないほどコイル押し出しは遅々としか進まない。だが、同じコトを繰り返すのが辛いという他に、材料代が馬鹿にならないという現実的問題もある。

written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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