Darkside(https対応しました) |
2007年5月24日(木) 17:09
ゴミと化した長ネジ付き9段コイルは、そのまま振り回した方がコイルガン10完成版(想像)より殺傷力ありそうだ(汗)
さて、ダイオードユニットは単純な工作だが20セットも作らねばならなかった。これに対し、IGBTユニットは少しばかり面倒だが12セット作れば良い。
1セット毎にIGBTを2パラで使うため、24個必要となる。数が多い場合は段階ごとにまとめて作業を進めると気力が続き易い。人間は同じ作業を繰り返すと慣れて効率が上がる。もちろん、数が多過ぎれば飽きという問題が生じる。
最初の手順はIGBTのゲート端子にツェナを取り付けること。3本足の真ん中たるドレイン端子は邪魔なだけなので、ラジオペンチでカットする。
ここで問題なのは、銃口コイルである。電流を高速OFFさせるべくインダクタンス小さめだから、ピーク電流が大きくなる。2パラでは無理なほどの大電流が流れるのか?
と、ここで気付いた。銃口コイルだけ先に作ってインダクタンスを実測すれば良い。
9段目まで巻き上げたコイルが粗大ゴミと化したことで、分割製作でやり直しという方針になった。1〜3段目、4&5段目、6&7段目、8&9段目、そして銃口コイルと5分割のつもりだ。これで各コイルの長さは32〜40ミリと手頃になる。銃口コイルは長いため単独製作だ。
大ジュール単段式コイルガンでは細い部類な1ミリのエナメル線だが、パチンコ玉コイルガンでは非常に太い。4センチあることも寄与して、綺麗に巻くのが比較的容易である。
チタンエポキシをじっくりと馴染ませながら左右へ交互に巻き重ねる。
両サイドの接着防止ポリエチレン板は、テキトーな梱包材を切り出して製作した。
分割製作する場合、2本の端子どちらから先に巻き始めたか?だけでなくコイルのどっちが銃口側になるかも決めておかねばならない。単独コイルであれば巻きの厚い側を銃口にすると性能アップが狙えるが、ここは合体時の強度を優先して薄い方を銃口に決めておく。
太いエナメル線を曲げるには大きな力が必要であり、自然に芯をキツく締め上げる結果となる。4センチなら何とでもなりそうだが、硬化後にコイルを引き抜くのはまた苦労するかもしれない。
written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
Generated by MySketch GE 1.4.1
Remodelling origin is MySketch 2.7.4