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2007年7月7日(土) 18:10

メインコイル

 今回で必要な配線はほぼ終了だ。残存部分は青で示した充電完了を示すLEDだけである。おっと安全スイッチも保留だな。

 入力電流検出用の24ミリΩ抵抗を取り付ける。0.12Ωの5本並列である。それなりに発熱するため、たとえ0.024Ωなんて抵抗が売っていても過熱注意となる。

 J607のドレインは放熱板とつながっている。IGBTと同様である。放熱板にハンダ付けする方が作業し易い。

 左手前の2ピンヘッドがSAFTYである。MC34063の5番ピンを10KΩでプルアップしてある。このピンヘッドを短絡すると5番ピンがGNDに接続され発振可能となる。安全スイッチは後で適切な位置に自由に設置出来るよう、ピンヘッド取り付け方式とした。
 万一安全スイッチがピンヘッドから脱落しても、単に発振が停止するだけである。トラブルが発生すればシステムの状態が安全側に変化する。いつも通りのフェイルセーフ設計だ。

 メインGNDを引き回す。入力平滑コンデンサーに寄り道した後、K3132コネクターへ回り込む。同コネクターにメインコイルを接続するための太い赤い配線も用意。

 SAFETYなピンヘッドには取りあえず黄色いジャンパーピンを差し込んである。

 メインコイルを慎重に取り付ける。今回の回路はストームタイガーで実績十分なものだが、果たしてコイルを並列接続したものがうまく働くかどうかは分からない。
 大電流が流れるだけに、ハンダ付け部分は念入りに確実に行わねばならない。

 基板裏側には、SAFETYなピンヘッドにGNDを導くための黒い配線が見える。

written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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