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2007年7月24日(火) 17:17

古参兵復活

 最近は戦車にしろ多段式にしろコイルガンどっぷりだが、やりたいネタは他にもいろいろある。ブログのエントリーとして過去に存在したが最近は手を付けていないものも、もちろん再開を狙っている。
 DPSSグリーンレーザーに関しては、散々苦労させられたために難易度の判断が付くようになった。得られる出力は小さいが難易度が低いものから試してみたい。ガルバノメーターはDAC−AHが問題。以前は情報が欠落していてストップしたが、ネット上の情報も僅かずつではあるが増えているようで、電源仕様が分かれば再開したい。

 更にTAの自動再起動が隠れた大問題となっている。実はサーバーを新しくして以来、自動再起動不可能になってしまった。このため、サイトの反応速度は上がったもののアクセス不可能確率は増大・・・というか元に戻ってしまっている。理由は、新しいサーバー機にプリンターポートが付いていないこと!
 最近のマザーボードはパラレルポートの無いものが多い。言語道断だ。パラレルポート増設カードは高い上にI/O直接アクセスが効かないため購入する意味が無い。
 外部機器をUSBで操作するのは大袈裟過ぎる。何しろ1ビットをON/OFF出来るだけで良いのだから。そこで、232Cで制御するための回路を考えている。しかし、USB接続可能な赤外線リモコンを買って電源を切る方が楽かもしれない。 

 これまでやっていないネタとしては、デジカメの改造とかビデオカメラの改造がある。ビデオカメラは外部マイク入力の増設で、保証期間が切れたらやってみたい。単純なネタだが筐体開けたら即座に断念という可能性もある。
 デジカメは以前使っていたSIGMAのSD10だ。フィルターを壊してしまったので現在は赤外線カメラ(汗)となっている。これは面白いカメラで、埃の侵入を防ぐ取り外し可能なダストプロテクターが赤外線フィルターも兼ねている。外せば赤外線ノーカット。808nmのレーザー出力を高画質撮影するのに使える。
 問題はSAマウントという弩マイナーなシロモノであること。ところが、物理的形状こそ独自なものの信号がキヤノンのEFマウントと互換性ありなのだ。そこで、EFマウントに改造してキヤノンのレンズが付くようにしたい。何年か前にこれに挑戦したショップがあったのだが失敗。売り物とするには精度が問題となるが、クリア出来なかったのだ。
 しかしアマチュアが自分だけで使う分には、少々工作がいい加減だろうが掘削屑が残ろうが構わない。壊したフィルターも購入は可能だ。

 さて、光ゲートドライバーは生きているのか?
 試験するために、ストームタイガー用の試験システムでずっと使っていたPIC汎用基盤を当然用意。外されて今は単体で転がっている。ところが、エネループを接続しても動かない。
 どうやら安定化電源が出力停止している。恐らく出力側がどこかで短絡しているのだろう。片っ端からチェックすると、20MHzの水晶発振子だった。GND足が浮いていなくてはならないのに、ブレッドボードの+レールに接触していた。

 ここで安直にガムテープを貼って絶縁を済ませてしまうのが、いつも通りのやり方 (^_^;)
 とりあえず、これで基盤は使えるようになった。PICにシンプルなプログラムを書き込み、LEDが10μ秒単位で点灯するようにする。目視すると通電時間の違いは明るさの違いとして捉えられる。

 光ゲートドライバーの試験。
 左側のLEDから短い光ファイバーで右側のドライバーに導光。ゲートドライブ端子の電圧変化をオシロで確認する。
 左上のディップスイッチでLEDの点灯時間を変化させ、それに応じて電圧の大地が伸び縮みするかどうか見る。

 結果は完全にパス。
 2つの古参兵はどちらも健在。完璧に想定通りの出力となった。問題無くコイルガン10に流用可能だ★
 単に製作の手間が省けたという以上の意味がある。過去の惨事で壊れなかったという実績になるからだ。この光ゲートドライバーに、信頼性の確認が積み重なった。耐サージ性を重視しているため、価値が大きい。

 過去に光ゲートドライバーが破壊されたのは、こぼれたパチンコ玉で放電回路が短絡し落雷が走った時だけだ。

 ただしコイルガン10の実験には別途電源が必要だ。単体試験は5Vで良いが、組み込む際には5.5V安定化電源を用意せねばならない。また、システムは7.2Vラジコンバッテリーだけで動かしたい。エネループを別に用意したくない。また、PIC用の5V安定化電源も同様。
 ここは、7.2Vから三端子で作るのが素直かなと考えている。

written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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