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2007年7月31日(火) 17:25

7.2V→4V→5.5V

 昨日と対称形に組み立てる。これで、入力と出力が元に戻るはずだ。
 入力側は5V系のツェナを2本直列させていたが、今回は8.9Vのツェナ1本にする。また、出力側には付けない。

 細かくてそれなりに厄介だがまあ予行演習済みなので順調に作業は進行。試験すると今度こそすんなり4Vが出力された。それも、3.997Vと4.006Vである。さすがに本来の三端子レギュレーターは、出力電圧が正確だ。
 やはり、0.1V近くも狂っていたら、疑うべきなのだ。

 また、入出力ともに10μFの積層セラコンで特に問題は無いようだ。

 三端子の出力を、LEDドライバー改の入力に直結。

 これまた単純ながら細かな作業なので神経を使うし、ハンダ付け本番前の仮止めに時間を取られる。

 出力電圧の調整も思ったより面倒臭い。この改造法では、半固定に対して出力電圧が非常にピーキーに反応する。調整ネジをぐるぐる回しても全く電圧が上がらず、延々と回しても何の反応も無く、ある瞬間にいきなり電圧がハネ上がる。
 多回転ボリュームでも0.1V以下の調整は困難であり、多回転タイプではない半固定では全く使い物にならない。

 写真の半固定では、時計回りに回すと電圧がアップする。
 5.55〜5.65Vの間に調整する。

 調整が終われば、例によってエポキシで固める。微細な回路が剥き出しではトラブルの元だ。

 シリーズレギュレーターとスイッチングレギュレーターを組み合わせた2段階という豪勢な構成ながら大きさは2センチ程度なので、普通サイズの機器に組み込む分には全く邪魔にならない。別案が出ているものの、今回はコレをこのまま使うつもりだ。

written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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