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2007年8月23日(木) 17:12

新たなPIC基板

 このブログを始めた当初に熱線銃でGを焼き殺す動画を載せたことがあるが、ようつべで外人さんには結構好評を博していた。ところが知らない間にニコニコに勝手に転載されているのを発見(汗)
 ニコニコの数少ない実験系動画を見ると、その手のホームページを訪問しているのは極一部だけに過ぎないのだと分かる。コイルガンにしても同じな雰囲気。自分にも作れるかも?と検索してみる者は少ないんだろうな。

 G殺しにしろコイルガンにしろ、ニコニコ用にはしっかり完成度の高い物が出来てからじっくり撮影したい。ツッコミを基本とせず画質も悪いようつべだからこそ気軽に安直な動画を公開した訳で・・・それが逆輸入されて結構人気なのを見ると、おそらくどこかの馬鹿な外人が作ったのだと思われているのだろう (^_^;)

 これはラジコンバッテリーから5Vを作るための東芝三端子だが、実はレーザーとも関わりがある。
 定格の500ミリワットをかなり一杯まで使いそうなので銅板でヒートシンクを作ったのだが、本体放熱板との接着をハンダ付けで行ってみた。薄ディスク結晶とヒートシンクをハンダ付けする気分で。

 その結果、予想通りかなり難しいと判明。完全に隠れる面にまんべなくハンダ付けするのは大変だ。ハンダがまんべんなく溶けねば付けられないのに、面が隠れていてコテを直接当てられない。しっかりと成功させるには、恒温槽が必須に思える。
 写真のハンダ付けが成功したのは、レーザー結晶のように繊細ではなくある程度余計に熱を加えて間接加熱でも何とかなったからだ。しかし、ハンダ層がかなり厚くなった。

 熱伝導接着剤で厚さ5ミクロン以下だとして、ハンダなら20倍厚くても性能を確保出来るならハンダ層は0.1ミリでも許される。普通のハンダ付けなら0.1ミリ以下のハンダ層なんて特に難しくないが、面接触で作業性が悪い場合は至難の業である。
 この5V電源を製作したことにより、薄ディスクレーザーの方はハンダではなく接着剤を使用することが確定してしまった。

 コイルガン10の頭脳となるPIC基盤を組み始める。

 PICの書き換えが極めて頻発必至なので、最初からゼロプレッシャーにしておく。I/Oの差し替えが容易になるようピンヘッド対応とする。
 脇には完成したての5Vレギュレーターを設置。

 同様の用途でPICブレッドボードを製作済みだが、パーツの固定力が弱く実験では非常に神経を使う羽目になった。あちこちテープで仮止めしないとやってられないし、実際にパーツが緩んで動作不良を起こすこともしばしば。
 意外に実験に使い辛いと分かったので、普通の基盤で組むことにしたのだ。

 PICの裏面は、いつも通り。

 ピンヘッド受けの配線はほとんど手つかず段階。一列あれば用は足せるのだが、何かと便利だし差した時の固定を強く出来るので二列になっている。
 20MHzセラロックの配線が無いが、今回は使用しない。周波数シンセサイザーを接続し、PICクロック可変で実験する。

written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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