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2007年11月1日(木) 17:13
ちょっと鬱状態。実験はなかなか進まない。
レーザーはステンレスの足切りがとんでもなく重労働でまるで進まない。ヒートシンクをレーザーダイオードに固定するための金具を厚紙で試作し形状を決定したいのだが、足を切り落とさないとそこに進めない。
ストームタイガーは適切な2段コイルを製作せねばならないが、それには「適切」の基準を決めねばならない。絶縁に不安が無くコンパクト高性能・・・
これはコイルガン10の根元部分3段で、コイルガン3の実験に使うコイルの候補だ。
作った当時はまずまずの出来と思っていたが、現時点で見直すと非常に不安。心許ない。3対の配線それぞれの対における絶縁はまあこれから処置しても十分だろう。しかし特にコイル間絶縁は本当に大丈夫なのか?
第1段など0.35ミリという細いエナメル線を使っているだけに、信頼性に大きな不安がある。400V弱で1分間OKなら許せると考えているが、そこまでも到達出来ているかどうか?
コイル間絶縁が破れた場合、かなりの確率で短絡後のインダクタンスが小さくなる。すると、設計よりピーク電流が大きくなる。しかも、短絡が発生したコイル両方ともにそうなる確率も高い。結果として放電回路に大損害が発生する。
放電回路の単体試験は散々重ねて改良を行い、ネガ潰しに奔走した。しかし肝心のメインコイルが壊れてはどうにもならない。そして壊れないかどうか既存の自作コイルは不安だらけ。
ストームタイガーで破滅する直前に2段目の放電回路を試験した旧主砲は壊れずに何発も動いた。しかしアレだって要するに2つ内蔵されたコイルのうち1つしか通電しなかった訳で、コイル間絶縁はどうだか知れたものではない。
これまで作った中にも「適切」なコイルはあるかもしれない。だが、コイル間絶縁のシビアさに対して認識が甘かったので、もし仕上がりが適切だったとしてもそれは単なる偶然だ。だったらどう作れば「適切」なのだ?
せいぜい400Vなのだからコイル間を0.3ミリも開ければマージンたっぷりだろう。0.5ミリも開けるなら製作は容易となるが無駄が大きい。ストームタイガーの2段コイルでさえ、コイル全長の0.5ミリを争っていたぐらいだ。
しかし、コイル間を0.3ミリ以下に抑え、しかも一部だけ間隔が詰まったりしないような製作を行うのもまた難しい。やるなら、安定して製造出来る製作手法を確立せねばならない。
それでようやく、ストームタイガーの主砲も製造出来る。
コイル相互の絶縁が不安なら更に不安なのがパチンコ玉の保持機構。
あれこれ試行錯誤を行った末に、ピアノ線を利用した方式に落ち着いた。しかし、ただでさえ絶縁問題がシビアなのに、ハガネをコイルに押し込むのは不安大アリだ。もちろん以前から不安はあったが、「やってみたら大丈夫だった」ので気にしないことにしてしまった。
だが、信頼性を低下させているのは明白だ。
釣り用のテグスを代用したことがあった。
性能が出ないため放棄されたが、当時の実験を振り返るに性能が出なかったのはテグスのせいではない。放電回路の一部が壊れていたのに気付いていなかったせいだ。つまり、ピアノ線だろうとテグスだろうと性能はほぼ同じ(はずだ)。
変化する理由は考えつかないしむしろ僅かな違いがあるなら磁力に無関係なテグスの方が良いと思われる。
犯人がテグスではなく放電回路と気付いた後も、「ピアノ線で別に問題が出ていない」のでテグスに変えたりしなかった。しかし今や、動くかも知れないが不安ということになっている。
保持手段をテグスに変えるべきだろう。
保持方式は変えたくない。いろいろ試したが、省スペースでこれ以上の方式はなかなか見つからない。
長々と書いたが、早い話がストームタイガーだけでなくコイルガン10のためのコイルも作り直すってことだ。少なくとも根元の3段分は。
written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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