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2009年1月29日(木) 17:14
コイルを交換してみる。 8A168μF とヘンリー値が大きなタイプに付け替えて実験。510Ω常時接続状態での平衡電圧を見る。少し低めで、予想通りピークは大容量低周波にズレた。12000pF で52.6V程度だ。僅かにピークが低いだけに思えるが、平均電流が1.3Aに増大している。つまりは、効率が低下している。330Vまでもやはり3秒以上を要していて、ヘンリー値が大きくなったからと言って高電圧領域で有利な気配はない。 自分が最初に想像した通り、不必要にヘンリー値が大きくても不利なようだ。
今度はコイルを少しほどいて、78μHまで減らしてみた。しかしこれも、51Vを超えるか超えないかあたりまでしか上がらない。そろそろエネループが消耗して来たせい? いずれにしろ、コイルのヘンリー値による性能の変化は思ったより小さそうである。 もっといろいろなコイルで試してみたいが、なかなか適切なスペックのコイルが手に入らない。5A品が欲しいが、秋葉原に転がっているのは3Aの次は8Aまで飛んでしまう。35分の1ストームタイガーで使ったコイルは売っていない。コイルは手作りに近いようで、安定的に入手出来ない。それでもトランスに比べれば遙かにマシではあるが。
コイル交換により劇的な変化を期待するのは難しい。基本的には現状のままでコンデンサーを充電することになりそうだ。 だが、やはり作り直しは決断。既に組み上がった充電器と同じ基板サイズに切り出す。コイル穴も最初から開けるべき位置が分かっているので、工作し易い。
MC34063 ではなくコイルガン10用充電器のソケットに刺さっていた NJM2360 を使用。3番ピンと4番ピンにタイミングコンデンサー用のソケットを真っ先に取り付け、続いて5番ピンのプルダウンを付ける。
6番ピンと8番ピンを合わせて配線し、切れ端を基板表側に突き出しておく。
J607 のゲートとソースの間にプルアップ抵抗を付けておく。
J607 の放熱版=ドレインを切れ端にハンダ付け。
今回はドレインとソースの取り違えも無いので、配線は無駄無く進行する。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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