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　1/35とか1/16ならストームタイガーが市販されている。しかし、1/24に市販品は無い。つまり、必然的に改造して製作することになる。
　ストームタイガーは実車からして改造車なので、戦闘室は直線を基本とした製作の容易な形状となっている。それでも、いざ採寸となると面倒臭い。そこで、改造キットを入手。

　これはタミヤが1/35ストームタイガーを発売するより前の古いキットで、市販ストームタイガーが簡単に買える現在は存在しない。という訳でヤフオクを使った。

　ストームタイガーの簡単な説明と、組み立て方なんて見れば分かるだろ？って態度の簡単過ぎる指示が付いているだけだ。
　大きい方が厚さ0.5mmのプラスチック板で、基本形状はそっちを切り出して貼り合わせる。小さい方が厚さ0.3mmのプラスチック板で、重ね貼りしての仕上用だ。

　これをコピー機で146%拡大コピーすると、1/24用の型紙が得られる。

　方眼厚紙に糊で貼り付けて、切り取る。

　実際に製作する場合は、プラスチック板に貼り付けて切り取りたい。だが今は紙製で仮に組み立てて、使用可能な空間を把握したい。
　さもないと、コンデンサーに放電回路を接続する角度や位置関係を決められない。

　実在した戦車の模型を改造するのは面白い一方で、コイルガンとは無関係な都合で決まった形状の制約を受ける。いっさいの制約を受けずにコイルガンとして最適なパーツ配置で製作したい。そんな気持ちも抑えられないから、普通のコイルライフルも作りたくなる。