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2009年4月10日(金) 17:23

強度ならSUS

 相当に悩ましいのが、床板の方だ。
 砲台側は形状が複雑で切り出しも組み立ても大変そうだが、床板は10×7センチ程度のシンプルな形状。しかし、面積が大きいだけにSUS板を使うとかなり重くなる。だが、ポリカーボネイト板だと厚さ2ミリはないと剛性が足りそうにない。
 床が2ミリも厚くなると、パーツの実装に影響が大きい。1/35ほどではないが、1/24においても1ミリの違いは猛烈に大きい。70平方センチが1ミリ違えば、使える空間は7立方センチも変わるのだ。

 強度の問題もでかい。
 砲台と床板を結合する回転軸には、コイルガンの反動がほとんど加わる。2ミリのポリカーボネイトでは耐えられそうにない。
 どうやら床板もSUSにするしかなさそうで、しかし10×5センチぐらいに留めるのが妥協案か。不足部分はポリカーボネイトを継ぎ足し接着、砲台が取り付く前方と異なり、弾倉や装弾機構を固定する後方はそこまで極端な強度が要求されない。

 小さな部分に集中的にコイルガンの反動が加わるのは、砲耳もそうだ。

 絶縁確保と磁場への影響を避けるため、メインコイル周辺には出来るだけ金属を置きたくない。だから、メインコイルを外径30ミリのアクリルパイプに通して接着し、そのアクリルパイプに3ミリSUSシャフトで砲耳を取り付けたかった。ところがこれでは、アクリルパイプとSUSシャフトの結合部分が反動に耐えることになる。無理だろ。
 結合部分の面積を増やそうとすれば、SUSシャフトに何らかの金属パーツをハンダ付けせねばならない。それでは、金属の面積が増えてしまう。
 強度確保のために金属が増えるなら、最初から金属で作った方がいい。磁場への影響は痛いが、強度不足の方が現実の影響はでかいはず。

 1/35では軟鉄薄板を巻き付けた。だが今回は格好の市販品を発見。SUS製の金具である。形状を見れば本来の用途は想像できるだろう。
 これが、内径25ミリ(要するに外径25ミリのパイプを差し込む)。外径は未定義だが29ミリ弱と最高の寸法。これを1センチばかり切り取り、砲耳用SUSシャフトをハンダ付けすれば強度は最高と思われる。

 ただしSUS全般に言えることだが、強度の代償として加工が極端に大変。ちょっとした切断が大工事になる。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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