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2009年5月5日(火) 16:23

コイルが巻けない

 練り上げたアラルダイトをボビンのガムテープ芯に塗る。

 アラルダイトを押し分けながら、0.65ミリのエナメル線を巻いていく。

 だが、外径22ミリに達するまでに7メートルぐらいしか巻けない。

 敗因は、エナメル線がかなりガタガタで隙間だらけに巻かれてしまったことだろう。
 エナメル線も0.65ミリになるとかなり剛性があって、クランプハンドル装備の巻き上げ器でも余り強烈に結束出来ない。一方で、整然と巻いて行くには細過ぎる感じで、どっちにしろ厄介な半端な太さに感じられる。

 左から右に巻いていったあと、右から左に戻らねばならない。1周で太さ分進行するので、エナメル線は僅かに斜めに巻かれることになる。ところが、往路と復路ではその斜めになる向きが逆だ。だから、一段下の巻き層と向きが違う。しかしエナメル線は一段下のエナメル線の谷に入り込み易い。これによって、キツく巻けば巻くほど巻きが乱れ易くなってしまう。
 コイルガン製作ではたぶんみんな悩む現象だ。

 更に、不透明なアラルダイトのため既に巻いた部分の状態が見えないのも話を厄介にしている。
 一層巻くごとに瞬間接着剤で固定する手法がポピュラーなようだが、コイルに構造材が無くてコイル自体の強度が頼りの自分の方式では、エポキシで固めないと強度が不安である。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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