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2009年6月1日(月) 21:09

装填に難題

 これでチャンバーの位置が確定したので、予定通り装填装置を製作しようと考えた。だが、当初の構想に沿ったパーツを厚紙で試作したところ、誤算発覚。これでは十分に押し込めない。
 砲尾にポリカーボネイトのリング2枚を接着したのが原因だ。もちろん最初からこの工作することは分かっていたが、うっかりしていた。これによって砲尾が4ミリ以上突き出す。一方で、パチンコ玉をセットすべき位置は変わらない。だから、押し込み用パーツのストロークが4ミリ以上短くなってしまうのだ。

 十分に押し込もうとすると、途中で砲尾リングにぶつかってそれ以上押し込めなくなる。

 装填完了の直前は固定用ピアノ線を押しのける訳で、最も大きな力が必要となる。このパーツを回転させても、十分なトルクは得られそうにない。

 それだけではない。砲尾が4ミリ以上突出すると、弾倉もそれに干渉しないよう4ミリ以上後退させねばならない。

 最初に欲張って直径7センチで製作した弾倉だが、ここに至って実装不可能なことがほぼ確実になった。
 これは、直径6センチで作り直さねばどうにもならない。

 ところで、秋葉原の有力パーツ屋の1つである千石電商が店舗拡大中。ケーブルやロボットパーツを2号店に集中させ、床面積も広くなった感じ。そこには最近流行の比較的(あくまで比較的、にだ)安価な二足歩行ロボットも展示している。
 それを眺めていると、腕にコイルガンを仕込んだら面白そうだと妄想が働く。だが、自分は兵器に関してはリアリストだ。同じ技術レベルの文明が作り出した兵器であれば、二足歩行ロボットより戦車の方が強いと思っている。戦闘で活躍する二足歩行ロボットはアニメの中だけの話であって、間違っても自衛隊がガンダムを開発しようとすることはない(名前だけならあるけど)。

 事情は模型でも同じであり、模型のコイルガン戦車とコイルガン搭載ロボットでは間違いなく戦車の方が強力だ。二足歩行ロボットは実社会でも実用を目指して開発されているが、それは兵器としてではない。兵器としてロボットを開発することに対する倫理的問題が障害なのではなく、そもそも兵器に向かないのだ。
 自分がなぜロボットで遊ばずラジコン戦車かというと、オモチャなりの武装をすることに興味があるから。以前はエアガン搭載だったし今はコイルガンだ。そして武装するならロボットなど実用性がない。戦車最強。だから戦車を作っている。

 さて、今後もコイルガン戦車の開発を続けるにあたり、重大な技術的ポイントがある。これは、現在のストームタイガーに搭載している放電回路。順送り回生型4段式である。左が砲尾側で右が砲口側だ。
 この回路が正常に働くためには、条件がある。それは、常に砲口側のコンデンサーの方が高電圧であること。C1よりC2が高電圧でなければならない。もしC1の方が高電圧という逆転状態になると、IGBTがOFFであってもC1からC2へ電流が流れてしまう。途中にはコイルがあるので、IGBTがOFFなのにコイルに通電されてしまう。

 コンデンサーの放電は、常に砲尾側が早い。しかも、放電した電流を回生するときは、砲口側の隣接コンデンサーに回収する。だから、普通に使っている分には電位の逆転は発生せず、ハイサイドのIGBTを省略出来る。
 これは重要な話なので押さえておいて欲しい。さもないと、続きの話が理解できないだろう。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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