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2009年7月26日(日) 22:04
なぜか充電に異様に長時間を要するという問題が発生し、その解決が宿題のままだった。GND線が無いために充電回路のインピーダンスが大きくなっているのでは?との指摘があったが、だとすれば充電器の出口に大型のフィルムコンデンサーをバッファーとして設置し、直流に近くすれば問題が緩和されるかもしれない。
試してみるのは簡単だから、実験。
しかし、コンデンサーと放電回路のユニットを車体の正式な位置に固定するには、1.2ミリの極細ネジが必要だ。それが行方不明で固定出来ない。作業性も考慮し、固定せずに回路を仕立てる。プラスチック薄板を絶縁に使い、実験回路のハンダ付け完了。
だが、これでは充電出来ないとすぐ分かる。コンデンサーのGNDが車体のGNDに接続されず、そもそもサーキットが形成させない(汗)
仕方なく、定位置に設置。ただし、ネジ止めせず取り付け金具を重ね合わせただけの状態。
これでコンデンサー充電器を稼働させると、アッという間に100Vを突破。次の瞬間、放電回路のどこか真ん中で青白い閃光が見えてバチっと落雷音。
落雷で充電器が破壊されたにしては閃光の位置が離れ過ぎている。閃光の正確な位置は不明であり、GND金具からも2〜3センチ前方に離れていたように感じられる。だが、GND金具周辺がマズい事態になっていることに気付く。
砲口端ハイサイド放電回路の位置を変えたが、その時に隣接回路も少し位置が変わった。それにより、回路配線のハンダ付け部分がGND金具とほとんど接触している。高電圧に充電されると明らかにマズい。
あれこれ考えるが、車体側GND金具を削り取るしかない。
放電回路側GND金具は、この下側に滑り込ませる訳であって先に短絡の危機に瀕するのは車体側GND金具の方なのだ。
とはいえ、これを削るのも難しい。金具を取り外すのは今更ほど不可能だ。
コンデンサー充電器は壊れたと断定出来ない。動かなくなった直接の理由は、ヒューズが飛んだからだった。テスターを当てるとGNDと7.2V電極の間が短絡状態になっている。どこかのユニットが壊れて短絡しているのであり、それがコンデンサー充電器かどうかは不明だ。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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