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2009年8月15日(土) 20:40
放電回路とメインコイルとの間の配線は、切り詰めずに暫定的にコネクターをハンダ付け。動作確認が出来た後でギリギリの短さに切り詰め直す。
コネクターと配線のハンダ付け部分は剥き出しなので、短絡対策しておく。
問題は放電シーケンス。
一発目は適当に勘で設定してみる。2段式の場合も最初は勘で設定したらそれが最適だったというオチだった。後からどんなに調整しても、最初に勘で決めたシーケンスを超えられなかった。
コンデンサー充電器を稼働させる。
ところが、何分経っても充電が終わらない。最初は充電が遅いからと待ち続けるが、充電が終わらない。コンデンサーの電圧を測ると、100Vあたりで止まっている。これはおかしい。
充電を停止し、電極間抵抗を計測。巨大なコンデンサーが付いているため正確な抵抗値は出ないが、明らかにおかしい。
コイル1段ごとに放電回路のコイル部分を短絡させて確認すると、2段目と3段目だけ電極間抵抗が5KΩぐらいしかないと判明。これで、充電した電荷がどんどん逃げている。
コイルと接続しなかった時はこんな問題は無くて、普通に充電出来ていた。となると原因は限定される。
回路図を描くと気付いた。5.1KΩのプルダウン抵抗が犯人だ。
プルダウン抵抗は、ハイサイドIGBTのゲートドライバー駆動用電力をコンデンサーに溜め込むために必要だ。つまり、ローサイドしかない段には不用なのだ。ローサイドのみの段で5.1KΩを取り付けると、コイルと接続した際に330Vが5.1KΩでGNDに接続されてしまう。
ローサイドのみの中間段は、IGBTにプルダウン抵抗を付けてはならない。分かってしまえば当たり前だが、大ドジだ。抵抗を破壊して除去。あちこちエポキシで固めてしまったため、穏当な外し方はできない。
ずっと以前からのジレンマで、エポキシで固めると修正が難しくなる。しかし固めなければ外力で短絡したり疲労が生じてハンダ付け不良に陥ったりする。
こうしてメインコンデンサーはちゃんと充電出来るようになったが、ドキドキしつつトリガー入れても発射されない。うんともすんとも反応しない。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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