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2009年8月17日(月) 20:58

なぜ壊れた?

 放電回路が壊れたのは想定外でショックでかい。6組のスイッチング素子にはすべて保護ツェナが入っているのに、一撃で2カ所も破壊されるとは何が起きたんだ?
 少なくとも、すぐに気付くような原因はない。可能性としては幾つかあって、

1)PICのプログラムミスで異常な放電シーケンス
2)配線ミスで設計回路と実際が違っていた
3)初めての4段式で回生時に想定外の電圧上昇

 などが考えられる。
 回生型の場合、回生先コンデンサーの残存電圧に回収電荷が積み上がって電圧が上昇する。残存電圧がまだ高いコンデンサーに大電流を回生させると電圧が330Vを簡単に超えてしまう。4段式だとそのあたりの関係がどうなっているかだ。ただ、360V近辺で保護ツェナが働くのに、耐圧400Vの素子が過電圧で壊れるとは考え難い。
 コンデンサーの電圧は急には変化しないため、ツェナが発動しないとは考え難い。やはり瞬間的なサージの発生が疑われる。実際の放電時にどの程度のサージが発生しているのか、従来の安物オシロでは確認不能だった。

 ちゃんとしたオシロで電圧変化を確認し、想定外のサージが発生しているならそれを抑える方法を考えねばならない。信頼性のあるコイルガンを製作するためのノウハウがまだ足りなかったようっで、それをしっかり蓄積せねば。
 コイルガンは手軽に実験出来るだけでなく、フロンティア開拓の楽しみもあるのだから。

 現状挫折したレーザーに関しては、フロンティアがない。正確に言えばアマチュアが活躍する余地がない。
 バッテリー駆動の携帯ハイパワーレーザーというのはプロが入って来ない領域ではあるが、肝心のレーザー製作に関してはとっくにプロがやり尽くしている。新技術の開発もプロのみの世界であって、アマが入り込む余地はどこにもない。プロがまだやっていない新発明をアマが行うなど考えられない。
 ところが、コイルガンは違う。

 コイルガンは、プロの研究が進んでいない。なぜなら、レーザーと違って実用性が皆無に近いからだ。常温超電導が実用化されてさえ火薬銃に取って替わるのは無理だろう。
 せいぜいが、レーザー核融合の燃料ペレット送出手段の候補として地味に研究されている程度。アマチュアが活躍する余地が大きい。コイルガンに関するノウハウもほとんど知られていないから、ノウハウの価値も大きい。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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