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2009年8月18日(火) 20:56

ラジコン戦車

 頭を冷やして考えると、放電回路の破壊はそれほどのダメージではない。
 最初からこの可能性を考えてユニット別に仕上げたわけで、ラジコン戦車としての走行機能も非常な苦労をした自動装填装置も無傷である。また、二度と作りたくないハイサイドのスイッチング素子も壊れていない。再建しつつオシロで徹底調査やれば、災い転じることも出来よう。

 反転攻勢の前に気分転換だ。単なるラジコン戦車として遊んでみた。
 放電回路が死んでも、ラジコン戦車としては全く問題がない。

 発売から4年ほど経っているが、ベースとなったタイガー1はマルイのバトルタンクでも最新機種である。完全度が高い。実車が低速だしバトルタンクは散々速過ぎると文句が出ていたせいか、ギア比が大きくトルクが大きい。その分低速だが、コイルガン搭載で重くなった車体も力強く動かしてくれる。
 過剰な負荷が加わるとどうやら起動輪内部にクラッチが仕込んであるらしい。カチカチと音を鳴らしつつメカの破壊を防いでくれる。パワーパック内部のクラッチは除去してある。

 走行は車体下部と砲架弾倉ユニットを合体させて行い、コンデンサーと放電回路ユニットは外してある。もちろんタマも積んでいない。

 輸送はレジ袋に放り込んでというアバウトさ。この戦車は全長が27〜28センチしかないし、ストームタイガーは主砲が車体より引っ込んでいるためぶつけても安心。

 近所の公園は夏休みで、子供の声とセミがいいBGMだ。そんな状況なので発射機能があると危険で走らせられない。

 小さ目のラジコン戦車にとって、室内の絨毯や屋外の芝生は難物。走行抵抗が大きく、メカに大きな負担となる。

 固定されていないがレーザーポインターの点滅も良く分かる。

 PWMによる無段階変速で、超低速での走行や超信地旋回が可能。電動模型は実車より遙かに機動力があり、無砲塔戦車でも強力な攻撃力を持つ。残念ながら現状では飾りでしかないが、見た目の迫力はコイルガンならでは。

 しっかりとサスペンションが効いて、オフロードの凸凹を無限軌道が捉える。重量のある車体を30度の傾斜でも引っ張り上げる。
 この力強い走行あってこそ、戦車だ。

 ただし、モーターの発熱がかなり激しい。想定内ではあるが、空冷ファン装備は正解だったようだ。また、モーター周囲に何も設置しなかったのも正解。5.8V電源を置かなくて良かった。
 消費電力のみならず放熱面から考えても、これ以上強力なモーターに替えるのは現実的ではない。それで十分なトルクが出ている現状の低速ギアがベストだ。

 車体下部に金属板を埋め込んで、それをモーターの放熱に使う構想もあった。だが、モーター下部はパワーパックに覆われ適当な放熱方法が無い。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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