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2009年8月19日(水) 20:52
オシロによるチェックはそう簡単ではない。まず、配線を再確認しPICのピン配置も確認し、正確な対応表を作らねばならない。もちろんそんなことはとっくに済ませているからコイルガンを試射出来たのだが、壊れるはずのない回路が壊れたということは対応表が間違っている可能性がある。 確認はかなり複雑で鬱っとうしい。何度も書いてるが、余りに実装がキツいため配線は実装の容易さを優先し対応関係の分かり易さを無視している。ほとんどランダム同然で何だこりゃという対応関係になっている。
PICの裏表を勘違いするとか、ささいな見落としで配線が狂う。
更に、ギチギチに実装してるためオシロのプローブを取り付け出来ない。ある程度まっとうなオシロはゴツいプローブを有し、繊細な回路の内部をモニターするのは物理的に不可能だ。
そのため、プローブを取り付けるために信号を引っ張り出すところから始めねばならない。 まずはPICの出力信号から確認だ。受けとなるピンヘッドを3列2組。これに別途GND用も必要。それぞれをハンダ付けして行く。
放電回路の方をモニターする際には、もちろんまた別に引っ張り出す作業が必要だ。
引っ張り出した配線の端はハンダでまとめ、プローブが外れ難いよう釣り針のように曲げておく。
これを実際のPICから伸びるピンヘッドに差し込んでさあモニター、と思いきやPICのプログラム変更が先だ。充電完了しないと発射できなくなっているのを、無条件で発射信号を出力するように変えておく。
こうして発射のためラジコン送信機を取りに行って唖然とした。電源が入ったままだ。当然とっくにバッテリーが切れている。このバカ機器はオートパワーオフも無いのか!?と一瞬頭に血が上ったが、ラジコン送信機にオートパワーオフが付いてたらそれはそれで逆に危険な場合もあるから仕方ない。
バッテリーはエネループ8本である。急速充電器を使っても4本×2の充電には大変な時間を食われる。電気自動車でも問題になっているが、このクソ長い充電時間は電動最大の弱点だ。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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