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2009年8月29日(土) 21:36

原因不明

 一晩放置したが、コンデンサー充電器は復活しない。前例からすると充電停止端子がなぜかずっとHになっているためと思われるのだが、Hになりっ放しの原因が分からない。充電停止端子は2系統あり、射撃管制PICからの出力はコネクターを外してある。従って残るは走行系PICからのものだ。
 ラジコン戦車としての走行機能には全くトラブルが無いため、走行用PICの充電停止信号だけが狂っているというのも理解し難い。

 砲架弾倉ユニットを外す → コンデンサーと放電回路のユニットを取り外す → 砲架弾倉ユニットだけ戻すという作業をしたらコンデンサー充電器は復活した。ますます訳が分からない。サージでどこかに余計な電荷が溜まっていたような雰囲気だが、現象から思い当たるようなそんな場所は無い。結局、コンデンサー充電器が沈黙した原因は解明出来ない。

 IGBT-L3が破壊され短絡状態になってしまったことから、縮小環境での実験に切り替える。まず、3段目と4段目のコイルは接続しない。更に、コンデンサーはC1だけを充電する。

 C2とC3を充電する配線のハンダ付けを外した。

 これで従来の放電信号をPICから送れば、C1が第1段と第2段のコイルだけに通電し、空っぽのC2に回生される。
 ローサイドで発生するサージは、回生先コンデンサーの電圧が高いほど高くなる。空のコンデンサーに回収するなら最もサージ電圧は上がり難い(ただしコイル電流に対するブレーキとしての効きは悪くなる)。

 だが、これで280Vから放電するとH1が破壊された。
 実験のたび続々とパーツが壊れる。遂にハイサイドが壊れる最悪の事態となった上に、IGBTの保護ツェナがまるで役に立っていない。ツェナは過電圧対策であって過電流には無力だが、コンデンサーを予定より50Vも下げて放電しているのにまだ過電流というのも考え難い。

 恐ろしい話だが、過去に蓄積したノウハウに根本的な大穴があるとしか思えない。

 ノウハウの基本は、IGBTをOFFにする際のサージをいかに抑止するかに尽きる。しかし、理屈と実験の繰り返しによって安全領域の見当を付けただけであり、実際にサージ波形を測定したことはない。以前の安物簡易オシロでは、330V前後の高電圧を測定出来なかった。今回はだからこそ420Vまで対応可能なオシロを用意したのだが、測定の準備が整う前に足早に素子が壊れるため測定結果が得られていない。
 まずはサージ発生状況を測定するのが優先だし、ハイサイドが壊れたことでループ回生型も検討せねばなるまい。

 ツェナに関してはやはり発動までのタイムラグはあると思われる。それが回生用ダイオードの順回復時間と同程度だった場合は、全く保護の役をなさないことになる。

 なお、今回のH1破壊ではコンデンサー充電器は沈黙しなかった。最初はH1の破壊に気付かずコンデンサーの充電を続けたため、IGBT-L1 の5.1KΩプルダウン抵抗に常時通電され焼けてしまうオマケが付いた(泣)

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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