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2009年9月2日(水) 21:41
オシロ測定準備。チャンネル1の黄色がトリガーで、LEDのアノードに接続。PICからLEDを点灯させ、そのタイミングでサンプリングを行う。チャンネル2の青が、IGB-L2 のゲート電圧。2KΩを介してPIC直結であり、これをOFFにすると同時にLEDを点灯させている。従って、青のOFFと測定トリガーが同時となる。これはもちろん、ゲート電荷を引き抜くとサージが発生すると考えられるからで、それを捉えたい。
今回も前例通りで、コンデンサー&放電回路のユニットを一度取り外すとコンデンサー充電器のスタンは解けて普通に動作するようになった。また、一貫してラジコン走行系は影響を受けていない。 破壊されたIGBT-L2を、先日製作した4セットの余り---新品在庫に交換。
ゲート電圧を測定するのにコンデンサー充電は不要。だが、時間分解能を高めてみるとどうもスイッチングが速過ぎる。そうだ、まだゲートに接続していなかった(汗)
FETやIGBTのゲートは結構な静電容量があり、スイッチングは桁違いに遅くなる。
PIC出力をゲートにハンダ付けした上で、時間分解能を高めた測定。横の1目盛りが5μ秒になっている。ゲート電圧はμ秒のオ−ダーで見るとダラダラ低下しており、これで急激なサージは発生しそうにないのだが・・・
なぜかやたら低めのコンデンサー電圧でIGBTが破壊されるので、注意深く100V近辺での放電を心掛ける。今度はチャンネル2の青をIGBTの+側にセットしサージを探す。だが、放電しても全く電圧が変わらない。 そこで時間分解能を落とすと、サージが見えて来た。思いがけないことに、IGBTをOFFにしてから120μ秒程度も遅れて鋭く立ち上がっている。
これではピーク近辺の波形を捉えられない。LEDによる測定トリガーではなく、青いサージ波形それ自体をトリガーに使わねば、時間分解能を上げられない。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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